先日、繁華街を歩いていたら「女性専用の大人のオモチャ屋さん」に女子高生がセーラー服のまま入店するのを見かけました。これには私もびっくり。時代も変わったものですね。気軽にローターとかゴムでも物色しに行ったのでしょうか。
私などはエロいことなど人前ではとうてい言いだせないため、世間的にはいかがわしいとされる店に入ることを考えただけで、かなりドキドキしてしまいます。
たとえば、東京に出てきたばかりの頃、神保町の芳賀書店や新宿のカバリエなどに入店する際には、黒いサングラスとマスクをかけ、友人に往来の確認をお願いし、その友人が出した「安全」サインを見てから入店したものです。
目下、そんな私の悩みはオフィス街の目ぬき通り沿いにあるエッチなDVDばかり販売する店に入りたいということです。しかし、その店はなぜか交通量の激しい通り沿いにあり、またその店は誰に憶することもなく、誇らしげにインモーラルな看板を掲げているわけですね。
これは入店がかなり難しい。
この道沿いは交通量が多く、女性OLの姿が目立ちます。また家族連れもいます。夜中に入店すればいいのでしょうが、私は薄汚れたドブネズミ色の背広を着たしがない働き虫ですので、そんな時間もありません。
入店するには、昼休みしかないのです!
そこで、この店に白昼道々と人目を触れずに入るには、どうしたらよいのかと風邪をこじらせた機会によくよく考えてみたのですが、ついにあるアイデアが浮かびました……
■1 旧来の方法
これまでは下の図のように、目指す店の前まで目測をもって人通りの間隙を縫いながら入店するしかありませんでした。この場合、入店の態度には3種類あります……

まず、ひとつめ。
それは、「どうせお前もオレもコーマンしてできたっつーの。ハァハァした挙げ句が、きれいごとばかり抜かす有り様よ。おまえがオレを“きゃ〜、どスケベ”なんて思っていても、それは欺瞞そのものだ。だから、オレはここに野菜を買いにでも入るかのごとく、進むのさ。文句ある?」という『威風堂々』型。確信犯です。これは先日の女子高生にも同じものを感じましたが、彼女の場合はただ世間という概念がないだけかも。それはひとつの見識ではあります。
もうひとつは、目指すドアだけを見つめたまま、自分の世界に浸るかのごとく、あたりは視界に入れずにとっとと目的を果たすべく進む『ヒットマン』型。割と人気高し。
最後の態度は、「あれ、ここってトンカツ屋さんだったのに、変だなあ〜」とか言いながら、あるいは新聞の切れ端かなんかを握りしめて、「ええと、面接場所はここでよかったのかな……」なんて別の目的があるかのごとく入店する「偽装入店」型。また友人と連れ添うなどもこのタイプです。本人の心理的負担が軽減するせいか、根強い人気があります。
ただ、今回私が入店したい店の場合、どの態度を身に付けたとしても人通りが激し過ぎて、入店までの間、他人の目に晒されすぎるのがアレなんですね。また、この店にはドア口前の1〜2メートル区間に時々、犬のウンコがあるため、そこを回避する軌道を描くと「左折巻き込み事故」の可能性があります。
その店の前で後ろから来たOLとぶつかりでもするものなら、小心者の私にはとても耐えられません。
そこで、私が開発したのは以下の方法です。
■2 私が開発した「水平式歩行」

このヒントは、むかしホンダのクルマが採用していた4WS(四輪操舵)にあります。
車輪に舵角がつくことにより、ふつうのクルマよりも最小回転半径を小さくし、ハンドルの切り返しを少なくすることが可能です。縦列駐車が苦手なドライバーのための技術とも謳われました。これをさらに推し進めた4WSとしては、進行方向に向いている車輪が突如水平に動き、横移動するものがあります。私のアイデアは後者に近いものですね。
直進するかのようにして、目指す店の前のドアで突如、横移動するわけです。
背後から見ていた人はなにが起きたかわからないはずです。とつぜん、人が消える。消える魔球ならぬ、消える歩行者。それを可能にするのが、私が考案する「2WS(2輪操舵)」。2足を二輪のごとくイメージし、とつぜんターン・トゥ・90度で横へひとっ飛び。
どうですか。左折巻き込みの可能性は完全に払拭できたわけではありませんが、この方法ならば犬のウンコをまたいで店の入り口ギリギリを水平に歩くことができますから、横目で間合いを推し量ることが可能です。そして、「せいのっ!」で横っ跳び。
■「2WS」感覚を身に付ける練習

これは軸足を右とした場合(進入する店が左側なので)、まず靴底を着地させたら、ギザギザの印の部分に力を入れて足首をひねります。このときカカトは浮かせておいたほうがいいでしょう。そして、すかさず左足をずらして体重移動します。

次に、先ほどの軸足である右足のカカトを着地させ、ギザギザの印の部分を蹴るように荷重します。そして、左足の向き変えを済ませておく必要があります。ここでヨーモーメントを発生させ、その際に生じるコーナリングフォースを横移動に活用します。
また、底がすり減ったクツを利用し、パワースライドをかけるなどのドリフト・テクニックも考えられます。
さて、以上が私が考案した「いかがわしい店への入り方」です。
「2WS」感覚を身に付けるためには、毎日ストレッチングを行うこともお薦めいたします。
……ところで、店を出るときのことを忘れていた!

美しい横っ跳びは、日頃の鍛練あってのもの……。
最近僕は合気道を習い始めたのですが、その基本的技術で足運びを重要視します。
重心を安定させ、体を回転させることで相手の力を受け流す技術です。
僕はこの記事に合気道に通じる極意を感じました。
kobaの推奨するこの足運びをマスターすることによってエロ道の達人となり、全方位への注意を怠り無く、あらゆるシチュエーションに対して的確なエロを発することができるのです。
いずれは「かめはめ波」ならぬ「かうぱー波」で狙った相手をばったばったと倒していくことができるようになるに違いありません。
師範。
「水平式歩行」(爆)
あの、、、余計目立つかと・・・
後ろから来た女子高生
「ねーねー、見た? 今の。」
「うんチョー変な動きしてたんだけどー」
「まじだ! 無理無理ぃ〜」
「チョー横っ飛びだよ。信じられなーい。」
「なにこれDVDってー、キモクね?」
「意味わかんないよね〜〜」
と、人気者になってしま可能性の方が大きいと思います。(笑)
オレの場合は自らの風貌を活かし
携帯でタイトル名などを大声でしゃべりながら
「仕入れ業者を装う」方法で
その繁華街のDVD屋で6枚一万円をゲットしています。
店での振るまい方も重要ですので研究してみてください。
Posted by: DJトマホーク at 2004年03月21日 11:10さすがはプロ。私のトーシロな知恵なぞは一瞬に木っ端みじん。
Posted by: koba at 2004年03月21日 11:46今回の場合は道路に面している店舗を取り上げているわけですが、ではこんな場合はどうなるのでしょうか。
その店はビルの3階にあり、入り口がエレベーター1つしかなく、さらにその店の上にはカタギの会社が入っていると言う場合。
エレベーターでスーツ姿の男性女性と鉢合わせする可能性が非常に高いのです。
一体どうしたらよいのでしょう?
スーツ着ていきましょうよ。ベーターのドアが開いたら、「○×商事って移転したのかなあ……」と頭掻きつつ。>藻さん
Posted by: koba at 2004年03月22日 22:16わたしは「すれちがい」という技術を自分で編み出しまして毎日練習中です。
2WSはそのなかの「変形の一箇条」という感じです。
(すれちがい→一箇条から五箇条まで基本があり、「いかに向かいから歩いてくる人とぶつからないで"すれちがって"歩いていくか」というものです。合気道とは関係ナイ)