企画書
僕が今の仕事を始めるときに、社長に提出したのは、手書きの企画書だった。
相手が相手だけに、まともな勝負をしても勝てる気がしなかったし、プロジェクト事体が、「夢」であり、実績も地位もない僕には「情熱」しか示せるもんがなかったに等しかったのです。
そのときの僕が、まともにPCでキレイに企画書を作り、データを盛り込んだりしても、社長が今まで見てきている企画書にかなう気がしなかったし、PCで作りはしたけど、何か足りない気がした。
今持っていないプラスアルファを入れたくて、それから手書きで書き直し、切り詰め、確かずいぶんデカイ文字で、3ページと1枚の図を入れたように思う。
ある日、とっくに捨てられているだろうと思っていたそのときの企画書を、社長のデスクに置かれているのを発見したとき、恥ずかしくて赤面もんだった。
まあ、決してカッコイイものではなかったですね。
奇襲攻撃みたいなやり方だったし、こういうやり方が、気持ちを伝える、正解のやり方でもないと思います。
その後、ドライバーがスポンサーを求めてのものを含め、色んな企画書に見る度、人に資金を出してもらうという難しさ、厳しさ、恐さをあらためて思い知ります。
しかし、プロドライバーとして活躍している人のものでも、全然イイと思えないものもあります。今も走っていますから、よくこれで資金が集まったなと思う程です。
だから、カートでスポンサーを見つける、というのは、(とても)難しいことだとは思うけど、不可能ではないと考えています。
難しいのは、何のスポンサーであっても、どのみち難しいですからねえ。
スポンサーを掴むのも難しいですが、スポンサーになっていただいてからの行動も大事だと思います。
いただいたお金がどう使われたか、どうすることができたか、どういう結果を出せたか、どう成長できたかを、ホウレンソウってやつですね。報告・連絡・相談を大切にしなければいけません。ここを甘く見ていると痛い目にあいます。
お金を出していただくというのは、恐いことですから。
でも、こうして書いたからといって、僕が上手くやれているわけでは、ありません。
日々、ああしてやろう、こうした方がイイか?どうなんだろう、と悩み考えています。
カートの世界だけでなく、色んな人が面白いと思えることをやってやろうと。