どっちが正解なのか、
分からないときがありますね。
早くか、
ゆっくりか。
もう、我慢できない・・・
もう、漏れる・・・
もう、ダメ・・・
という、ギリギリのときですね。
ションベンね。
あ、もうひとつの方でもいいけど。
とにかく、走ってでもトイレに駆け込むのか、
刺激を与えないように、ソロロッと行くのか、
ああいうときって、
物凄い葛藤があります。
いっそのこと、全てを捨てて、野性に帰って、
ジョーッとやれれば、オレは楽になれる。
と、思うときもあります。
だいたい、澄ました顔をしたって、
真っ青で、汗を流してて、ちょっと内股で、
終いには先っぽツマんで止めようとしてみたりで、
様子がおかしいわけで、
今さら、もう一歩先に行こうが何だろうが、
たいして変らないんじゃないか?
だいたい、
抑えきれずに、漏らしてしまったら、
もっと厳しい状態じゃないか?
とか思うわけです。
でも、待て待て。
冷静になって、効率良く、
これを効率と呼ぶのか、分からんが、
いかに漏らさず、便器のトコまで行けるのか、
良く考えよう。
ああ、クソ、これほど普段、汚れた存在だと思ってた便器が愛しく思えるときってないな。
早く遭いたい、触れたい、頬擦りさえしたい気分だ。
この際、自分の苦痛なんてどうでもいい。
ただただ無事に、往来で漏らすことなく、なんとか大人の尊厳というか、
なんというか、
ああ!早く!
待て待て!
今、走ったら、ちょっとチビッた気がする・・・
ダメだ、ダメだダメだ!
振動を与えてはいけない。
重力には逆らえない。
いや、重力じゃなくて、Gか?縦Gか?
余計なGをかけずに・・・おお、なんかコーナリングみたいだ、
というか、Gのかかる方向をどう、変えていくか・・・
ああ、でも、Gがかかろうが何だろうが、タイムは大事だ。
歩くのか?走るのか?
さて、
こんなとき、
医学的には、どうするのが正解か。
医療法人社団湘南太陽会 鳥居泌尿器科・内科院長の鳥居伸一郎先生によりますと、
「本当に容量がいっぱいだったり、限界にある場合は、一刻も早くトイレに駆け込むよりも、刺激しないでゆっくり歩くほうが良いと思います。」
おお、丁寧に、が、正解か?
「ただし、これは、『括約筋(かつやくきん)がゆるむタイプ』の人の場合ですよ」
なんだと!?
緩んでると思われるのは、心外だな。
さっき、ちょっとチビッた気がするが、
ここは走るか。
で、ダッシュで正解なのか?
「膀胱が頭の中で『いっぱい』と判断し、少しでも溜まると、出てしまう働きがある人などがそうですね」
「たとえば、子どもの場合、刺激がいったん頭にいくと、散らすのが難しい部分もあるので、ゆっくり静かに歩いていくよりも、ダッシュしたほうが良い場合があります」
なんだよそりゃ。
意味分かんない。
オレは子供か?
分かる気もするけど、分かってる場合じゃない。
今、もう、我慢できない状態で、
でも、ちょっと前から我慢してて、
さっき、ちょっとチビッてんだけど、
オレ、どうするの?
どうするのが一番いいの?
そんなときは、
和を重んじる自分は・・・
競歩。
都心の中心で競歩で進む。
何でもかんでも、
シロクロはっきりしていれば、いいってもんじゃない。
中庸ってのも大事なことだ。
そういう解決方法もある。
というわけで、
もう我慢できない!
と、いうときは、
「好きにして」
が、正解のようです。
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