2005年06月07日
歴史を繰り返すSteve
asahi.com: アップルがインテル製MPU採用へ 07年に全転換�-�ビジネス
なんかさ、人生もう一度やり直したい、って思うときってあるじゃないですか。
あの時、ああしておけばよかった、そうすりゃ今はこんなことになってないのに、という感じで。
でも、普通はそれができないわけなんですが、今回のAppleのIntelスイッチってまさにそれであり、人って基本的には変わらないんだなあ、と思いました。
SteveがNeXTやってた頃、黒いNeXT Computerを作って売ってたんだけど、それがあまり売れないんでAT互換機にそのOSであるNEXTSTEPをポーティングしてOSだけを販売していたんですが、そのときの名称はNEXTSTEP for Intel processor。で、今回も同じく「for Intel」がつくわけで。ちなみに、製品名に「Intel」という言葉を入れるとIntelに対して商標使用料を払わなきゃいけなくなるんですけど、コスト削減のためにその支払いをSteveは相当嫌がっていたという歴史があるのに、また製品名に入れちゃうんですね。
ちなみにこのNEXTSTEPというOSはIntel搭載のAT互換機だけじゃなくてSunのSPARCstationやHPのPA-RISC搭載のワークステーションにも搭載されていました。カーネルのポータビリティのよさもあるんですけど、やはりエンジニアがすげー優秀。
というわけで、10年も前に既に4つのプラットフォームをサポートしていたんですが、アプリケーションはFat Binary(またはMAB)という形式で、1つのパッケージでどのプラットフォームでも動作できるように作成することができました。今回のPowerPCでもIntelでも動かせるバイナリが作れる、というのは10年以上も前から実用している技術なので全然問題ないでしょう。基本的にリコンパイルだけで動きますし。
Intel搭載といってもキーノートのデモを見てもわかるように使っている人は自分が使っているプロセッサが何であるかなんて全然わかんないでしょう。
というか、10年前にやってたことをもう1度やっているわけで、結局のところ「10年早かった」ということになるんだろうけど、それは既に経験してしまっていることなので、特にエキサイティングな話ではなく、何度も同じところをグルグル回りながら年取って死んでいくんだなあ、と思ったりして。
それよりAltivecというかベクトル演算部分ってどう代替するんでしょうね。専用のチップ乗っけるのかな。
次はアプリケーション・フレームワークのレイヤーだけWindows用にリリースしたりして(笑
(OPENSTEP for Windowsなんてもんが昔は・・・)
投稿者 nagasawa : 2005年06月07日 14:04
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トラックバック時刻: 2005年06月07日 18:13
コメント
将来的にどうなるかわかりませんが、現状のベクトル演算の対応方法は ADC で公開している“Universal Binary Programming Guidelines”に書いてあります。
投稿者 GNUE(鵺)
: 2005年06月07日 15:43
Intelも今後はマルチコアをメインストリームとするわけですが、別に x86アーキテクチャをマルチで並べることもないわけで、例えば、x86二つとベクトル演算プロセッサを二つとかいうCPUが今後出てきてもおかしくないかも・・・ (^^;
投稿者 Tiger
: 2005年06月08日 11:31