2005年01月23日
Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイドのレビュー
先日エントリーで紹介した「Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイド―コンテンツ管理システム(CMS)ツールとしてのMovable Type活用術&実践サイトデザイン術」というやたら長いタイトルの書籍ですが、結局購入しましたので、読んだ感想を書きます。
あれです、あれ。HTMLタグ辞典ってよくあるじゃないですか。あれとまったく同じですね。HTMLのタグがMTのタグに変わったと思えばいいです。なのでこれを買ったからといって即何かに使えるわけではなく、とりあえずざっと、「どんなことができるのか」ってのがまず全体的に把握できるので、あとは何かやりたくなったときに再度読む、みたいな感じです。
自分のサイトだと面倒なことはあまりやりたくないので、既にあるテンプレートを改造してオリジナリティを出していきますが、請負の仕事だったりするとデーブルでデザインされた既存のサイト・デザインが既にあり、その中でいわるゆブログ的な、というかCMS的な展開をしなきゃいけないときがあるのですが、そんな時に役立つかもしれません。
HTMLでデザインするときは、基本的な構成として
<html>
<head>
<TITLE>~</TITLE>
<HEAD>
<BODY>~</BODY>
</HTML>
のような基本構成があり、そこに
<h1>サイトのタイトル</h1>
と1行追加することからページのデザインが始まるわけですが、そんな感じで、まず
<$MTEntryTitle$>
を1つだけ上記基本構成に追加するところから始まります。そして段々といろんなタグを追加していってページ内の構成を埋めていくわけです。
この本を読んでおもしろな、というかこんなこともできるんだ、と思ったのは、基本的に1つのブログは1つのデータベース内に複数のカテゴリを設定して管理していくわけですが、複数のMTシステム上の複数のデータベースに対しても同じようなことができるというのがわかった点です。
例えば、「新着情報」「製品情報」「サポート」「会社概要」というカテゴリがあったときに、通常は1つのブログ内の「カテゴリ」としていあれやこれややりますが、それぞれを1つの独立したブログとして扱いながらブログ間で相互リンクさせることであたかも1つのブログであるかのように見せることができます。
1つのブログを所属や役割の違う人が共有するパターンとは違い、ブログそのものが分離しているので、「1つこけると全部死ぬ」という状況を回避することができるようになるので運用上のトラブルを減らすことができます。
また通常1つのブログとしてやっているとディレクトリの下に作成されるファイルは作成者が違ってもどれも同じようにフラットな配置で置かれるわけですが、ブログを分離することで作成するHTMLを違うディレクトリパスに作成できるというのもメリットです。
という感じで、個人でちまちまやっているとこはあまりこの本の恩恵には預からないかもしれませんが、MTのタグ辞典という感じで徒然なるままに読んでいると思わぬアイディアが出てくるかもしれません。
例えば、掲示板的に「新しくコメントが付いた記事が先頭に表示される」なんてなこともできるのかなあ。
新しい記事が上にある、というブログのスタイルに対し、「新しい記事は下に追加」という形式にするときにどのタグにどういう属性を指定してやればいいのか、なんて捜せばみつかりますが、結構面倒だったりするので、そういう時にささっと見つけることができるので便利かも。
ちなみにBlogPeopleでは「ニュース&お知らせ」のページでMTを利用していますが、MTのタグをオンラインで捜して読みながらページのレイアウトに合わせてデザインするのは結構たいへんだったりしたわけですが、この本読んでいろいろ可能性が見えてきたのでもう少し上手に活用できるかもしれません。
なんでMT使ったかというと単純にコストの問題で、プログラマが1からトラックバックを受け付けたりコメント管理、アーカイブ管理するプログラムを開発したら結構な工数&金額がかかってしまうからです。その観点からきちんと価格とライセンスが規定されているMTだとトラブルがなく安心して使えます。
そんな感じの本です、これは。
Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイド―コンテンツ管理システム(CMS)ツールとしてのMovable Type活用術&実践サイトデザイン術
背中を押してくれた人、ありがとう。
投稿者 nagasawa : 2005年01月23日 21:42
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.aivy.co.jp/cgi-bin/naga/MT3/mt-tb.cgi/2369
このリストは、次のエントリーを参照しています: Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイドのレビュー:
» MT解説本 from iwalog
Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイド―コンテンツ管理シス... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年01月24日 00:51
コメント
こんばんは。背中を押してしまった人です(笑)
辞書的に使うのがやっぱり一番有効なんでしょうね。
私はMTって知らないことだらけだったので、前から順に読んでは「へー」でした。といっても、頭に入ってないですけど。でも、これで、確かできたはずだよなーという感覚は身に付いてるはずなので、やっと必要なときに辞書として使えます、たぶん(^_^)
私的には、「持ってて損はない」本かなぁと。
背中を押してしまった人として、コストと比較して満足されてらっしゃるか心配ではありますが。。。
投稿者 KAZ
: 2005年01月24日 02:46