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パーソナルコンピュータはなくなるの?

パーソナルコンピュータはなくなるの?山田祥平のRe:config.sys

いい記事だなあ。

モバイル・インターネット・デバイス(MID)の普及がPCに与える影響、というのは日頃ぼーっと考えているんですけど、自分の中の葛藤が活字になってしかも第3者の考えがそこにあるというのが嬉しいです。

ポイントは、

個人的に感じている懸念としては、MIDの普及によって、本来ならPCを使うであろう層がMIDで満足してしまい、PCそのものの存在感に揺らぎが生じること、そして、そのために、コンテンツビジネスが、「マス」としてのMIDにオプティマイズされてしまい、コンテンツのリッチネスが抑制されてしまうことがある。

そうなんですよ。例えばケータイでメールやネットみて満足している人はそれでもいいのかもしれないけど、それに満足することで別の新しい世界への興味を失っているってのはもったいないというか、業界的にどうなんだろうと思っているわけです。新しい体験をしてみるという意欲、いやもしかしたらそういう考えすらもうないのかもしれません。

で、そういう懸念に対するインテルのMID担当の人の回答が、

ウルトラ・モビリティー事業部長のアナンド・チャンドラシーカ氏とのラウンドテーブルで、そのことについて聞いてみたところ、MIDの市場など、PCの市場に比べたらとるに足らないものであり、それが1つのトレンドになることはありえないと一笑にふされた。コンテンツがどうなるかなんて話はあと3年後、 2011年頃にしよう、ただし、自分がクビになっていなかったとして、とまで言われた。そこまでMIDが成功すれば、きっとチャンドラシーカ氏は、その頃、Intelの社長になっているかもしれないというくらいに、些細なことであるらしい。

まあ、これはこれで納得する話ではありますね。でもそれに対して山田さんは、

でも、それは、ある程度のスパンで、PCの世界のイノベーションが停滞するということでもある。もちろんMIDの世界でもイノベーションは起こり、さまざまなユセージモデルや画期的なコンテンツが生まれるには違いない。けれども、それは、純粋な未来を指向したものであるかどうかは疑問だ。

新しいものってとりあえずある程度の「大きさ」があり、それを基準にどんどん小型化されていくもんですけど、そのある程度の大きさをもったものが作れなくなるような社会環境というか風潮になるのがやばいんじゃないか、って話ですよね。つまりメーカーがどこにお金つっこむか、ってことです。

でもまあ、メーカーの人たちが考えている世界と実際に使う人たちの世界は全然違う場合もありますから、MIDなんかのデバイスもインテルの想定を超えた形で進化・普及していくのかもしれません。



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