「ドラクエIX」発売延期の理由は 「油断していた」と和田社長
「ドラクエIX」発売延期の理由は 「油断していた」と和田社長
スクウェア・エニックスの和田洋一社長は2月12日、決算会見の席で、ニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」の発売日を3月28日から7月11日に延期した理由について、「デバッグが間に合わなかったため」と説明した。
延期を決めた時は、マネージャから上の役職の人は「うああああああ!」って状態で、プログラマは精根尽き果てた状態なんでしょうね。
スケジュールが決まっててそれに沿って作業しているものの、バグの原因がわからずどんどん時間が過ぎていくあの感覚は経験したことないとわかんないですよね。あせっちゃいけないんだけど、あせらずにはいられないわけで。外野五月蠅いし。
実装が済み、本格的なデバッグに入った段階で「手強いバグがいくつもあることが判明した」という。バグの量は「とてもお客様に出せる状態ではない」ほど大量。「もう少しチューニングしようというレベルではなく、今出すべきでないことは明らかと判断した」
プログラムってある程度まではうまく動いているんですが、ある日突然「壊れて」何もかもがうまく動かなくなって圧倒的な絶望感に支配されてしまうのですが、そこを堪えてなんとか前に進むと、それまでのあの絶望がきれいさっぱりとなくなってしまう、というパターンはまあ毎回の事ですね。
特に実際にコードを書いているわけじゃない管理職の人はなーんもできないわけですから、これはもう「耐える」しかなく、耐えることが仕事なんじゃないかと思うほどです。
デバッグにかかる時間を予見できなかった理由を問われると「開発現場に突っ込みは入れにくい」と渋りながらも、「要件定義などに問題があったのではなく、要素を実装する段階でのコンフリクトを見極められなかったのだろう」と分析した。
予見できればそれほど幸せなことないですよねえ。COBOLじゃないんだから仕様書できてもコードがどうなるかは「だいたいこんな感じ」ぐらいしかイメージできないだろうし。で、やってみたら事前に全く想像できなかった問題に遭遇しちゃった、ってところでしょうか。
特に「ドラゴンクエストのチームとしては未開拓の通信分野」が強敵。「ゲーム全体でもまだまだバグは取り切れておらず、まして通信についてかなり掘り下げる必要があるため、十分な期間を取った」という。
新しい試みを入れるって怖いですよねえ。
まあ、とにかくこの延期が発表されるまではプログラマの人は泊まり込みで相当たいへんだったと思うので、このタイミングで一度休暇をとって心機一転また取りかかって無事リリースデイトを迎えて欲しいものです。
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