[WSJ] 報酬もらってブログで宣伝――「ペイパーポスト」に厳しい視線
企業がブロガーに無料サンプルや現金を提供して商品を宣伝してもらう「ペイパーポスト」の広まりを受け、米当局はブロガーを取り締まるべきかどうかを検討している。
そんなわけでまた「ペイパーポスト」問題・
オンラインに投稿される製品レビューは増えており、多くの人は店やネットショップに向かう前に、よくこの種のレビューをチェックする。だが、報酬をもらって製品を宣伝するブロガーが増えていることで、誰を信じればいいのか判断するのが難しくなっている。
最近、何か買おうと思って評判をGoogle検索するといわゆるレビュー記事というのがひっかかりとても参考にするわけです。
価格.comの掲示板も素晴らしいのですが、だいたいあそこの掲示板見ると買う気満々だったのに読んだあとは「しばらく購入するのやめようっと」という気持ちになります。HDDレコーダーの時もカメラの時もそうでしたよ。
で、時々、いわゆる「やらせ」のエントリーなんかも引っかかったりするわけですが、まず最初に読んだ時に「これ、変だよね」っていう違和感を感じます。なんというか、他のレビューとは明らかに「温度」が違うわけです。
で、それがいわゆる「やらせ記事」だとわかると、次はそれをやらせていたメーカのその商品に対して急に冷めてしまうわけです。
なので最近は物を買うのがとても面倒くさくなってきました。ネット検索しないでいきなり買ってもいいんですが、やはりみんなの評価というのは見てみたい/聞いてみたいし・・・。
そんなわけで米国の米連邦取引委員会(FTC)はブロガーと、彼らに報酬を払うオンラインマーケティング業者と企業に、誤解を招く投稿について法的責任を負わせることを提案しているそうです。
決定はこの夏に下される予定だ。この提案が承認されれば、違反者は調査を受け、ブロガーは詐欺的な慣行をやめなければならない。違反が続いた場合は、FTCは企業に顧客への払い戻しを求める可能性がある。
これ、決まるといいですね。
まあ、それはそれとして、基本的にそういうやらせ記事はGoogleやyahooの検索にひっかからないようにしてもらえばそれでOKなんじゃないかという気もします。
検索に引っかからなきゃ結局読まないですし、検索経由じゃないどっかからのリンクをたどった結果のアクセスは基本的に信用しなきゃいいんですから。
で、信頼できるブログを表すマークみたいなものを表示するようにしてはどうか、みたいなアイディアを提案する人もいるようです。
子供を持つ作家兼ブロガーのリタ・アレンズさんは最近、信頼できるブログに品質保証マークのような「開示バッジ」を表示することを提案した。これはブロガーが偏りのない意見を述べているかどうかを読者に示すマークだ。「ブロガーがオプラ(テレビ番組司会者のオプラ・ウィンフリー)になれるとは言わないけれど、影響力のあるオピニオンリーダーになり得る人もいる。残念なことに、ルールがまだ定まっていない。今は不安定な時期で、良くないことをしても罰を受けずに逃げおおせている人もいる」
このアイディアは多分だめでしょうね。ポイントは「誰がどういう観点で保証するのか。また保証が間違っていた場合どうするのか」という問題がクリアできないわけで。
例えば私が保証局を開設して私の主観で保証マークを発行したってなんの意味もないわけじゃないですか。
そのほか、実際にやっている例としては
ネット起業家テッド・マーフィー氏は、ブログ投稿の販売を軸にした事業を構築している。信頼性を持たせるために、同氏は雇ったブロガーに、宣伝の横に「Sponsored Post. 100% Real Opinion(スポンサー付き投稿。100%本物の意見)」と書かれた銀色のアイコンを入れるよう義務付けている。読者がアイコンの小さなクエスチョンマークをクリックすると、詳しい説明文が表示される。
というのもあるようですが、これの問題も「私の100%本物の意見」という「私」が誰なのか全然わかんない、というのがまずいですよね。「もう一人の私は平気で嘘をつく人」の私だったら敵わんわけで。
ということで検索エンジンに引っかからないようにする、ってのもあるけど、広告主(お金を払う側)がそういうサービスを利用しない、ってのが一番いいんだよね。
でも大手がしなくなってもゲリラ的な会社はそういうこと平気でやるからなあ。
まあ、むずかしい、というよりは面倒な問題なわけで、でもきっとこういう問題は押さえ込むんじゃなくて逆の利用方法を思いつくとよいのではないか、と思ったりもするわけで。例えばやらせ記事1本あたり木を1本植える、と、報酬の何%かを協会が徴収してそれを寄付に回す、とかね。
すみません、適当に書いています。なんかヒントになれば、ということで。