これは懐かしい。「詳解 NEXTSTEP 3.2J BOX」というブログ記事
NEXTSTEP 3.2JのインストールCDとマニュアル等が詰まった箱です.今回は, この箱の中身を大量の写真と共に紹介ならぬ詳解していきたいと思います.
ただいまっく!おかえりんご!: 詳解 NEXTSTEP 3.2J BOX
学校で引っ越しがあってその時にNEXTSTEP 3.2Jのパッケージボックスを発見&もらったそうで、パッケージ及びその中身について写真で詳細にレポートされています。

知っている人は知っている話なのですが、私はその昔NeXTという会社で働いておりまして、このNEXTSTEP 3.2Jのパッケージを始め、ありとあらゆる「目で見える日本語」部分を担当しておりました(他にカタログとかWebとかFAXアンサーシステムとか。最後はOPENSTEPのUIもやらせてもらった)。
で、紹介されているパッケージですが、これらをどう作ったかというと、基本的には米国本社のマーケティングからNeXT用Illustrator形式のファイルで送られていくルのですが、NeXT用Illustratorは日本語化されていないので、そのファイルを自宅に持ち帰り自宅のMacのIllustratorで開いて英語テキスト部分に日本語を割り付けて、うまくいったら日本語フォントをアウトラインにした状態でセーブ。で、それを会社に持ち帰りNeXT版Illustratorで開いて問題ないことを確認してセーブして本社に送り返す、という手順でやっていました。日本独自のパーツがある時には「WHAT'S INSIDE」という同梱リストにそれのイラストを作って挿入&レイアウト調整なんかもやってたりで、「ダサいっ言われないかな」とドキドキしながら作業していました。
パッケージの箱に書かれているコピーは、
クライアントサーバ、カスタムアプリケーション 迅速な開発とビジネスへの展開、そしてオブジェクト指向。 それらの言葉で語られる環境、それがNEXTSTEP
と書かれていて、紹介されている「ただいまっく!おかえりんご!」さんは「若干, 文章がポエムチックになっているのも面白い.」と書かれているのですが、はい、それを書いたのは私です。
パッケージ裏のシステム要件の部分は日本語が多かったのでレイアウトに苦労したのが懐かしいです。
ユーザーズガイド等のマニュアルは、米国ではFrameMakerで作られていたんで、これは手が出せなかったので全部版下にして米国に郵送しておりました。版下出力するためのデータはキヤノンが出していた日本語DTPソフトでやっていました(後期はキャノン製ワープロソフト「文机」になりました)。
これも後期は版下ではなくフィルム入稿となるのですが、印刷工場によってフィルムも膜上とか膜下とかいろいろ指定があって、しかもそれを英語でコミュニケートしなきゃいけないけど、日本の印刷屋さんはそういう印刷専門用語を英語でなんていうか、なんてのがわからないので、これも苦労したところです。
で、リンク先記事を見てもらうとわかるのですが、とにかく同梱物が多いし、いろんな種類があるんでパーツ管理がたいへんで、ここはもう神経すり減らしながら慎重にやっていました(アップグレード版とかアカデミック版とかIntel版、SPARC版、PA-RISC版とかとにかく多い)。
ということで、懐かしいものを見たのでトラックバックしたくなりこのエントリーを書いてしまいました。
ちなみに私はこのパッケージは持っていなかったりしますw。
大事にしてくださいね!



