インフォテリア、iPhone向けコンテンツ有料配信サービス「Handbook ライブラリ」
インフォテリアは7月22日、法人や個人がコンテンツをiPhone向けに有料配信できる「Handbook ライブラリ」を始めた。ユーザーが制作したコンテンツを、専用iPhoneアプリのアプリ内課金で販売する仕組み。アプリ制作のノウハウやAppleへの申請の手間なく、コンテンツ制作から販売まで行える。
「電子出版のロングテールを」――インフォテリア、iPhone向けコンテンツ有料配信サービス
コンテンツ、といっても一般電子書籍ではなく、教育機関の講義や学会の資料や、企業のマニュアルなどを想定しているようです。ニッチなところですね。
コンテンツは「Handbook Studio」という専用のツールを使って作成しなければならないようです。ただし、この「Handbook Studio」に使用にあたっては利用料を支払う必要があり、料金はコンテンツ容量が500Mバイトまでなら年間21万円、500Mバイト追加することに5万2500円となってそうです。
使用料を払う、という部分でちょっと敷居が高くなっていますね。ここでお金払って、さらに売れた時に手数料が20%徴収されるってのを考えるとなかなかつらいものがあります。ええ、もちろんコンテンツの社内審査といった作業にコストがかかるのでこの料率も理解できなくはありません。でも、できれば手数料と利用料でいくつかの組み合わせオプションがあってもいいのではないでしょうか。
教育機関や企業での利用を想定しているが、個人でも利用できる。現在アプリには、浴衣の帯の結び方などを解説した「Awai浴衣教室」や、中央大学の概要が分かるハンドブックなど無料コンテンツが並んでいる。
まあ、無料コンテンツでも「Handbook Studio」の利用料がかかるわけで、多分最初に登録されているコンテンツはそういう利用料なしでやれちゃっているんだろうなあ。
でも例えば個人で勝手に「Evernoteの使い方」とか「Dropboxの使い方」なんてのを書いて売れればいいですよね。今までだったら出版社に持ち込んでみたものの結果玉砕!なんて企画もいいライターを見つければもしかしたら成功するかもしれません。
なんてなことを考えて1冊600円ぐらいの本を書いたらどうなるか、って考えてみたんだけど、手取りが300円ってことは700冊売れれば元が取れるんですね。いや、元がとれるといっても「Handbook Studio」の利用料だけだけど。こっからあと1500冊ぐらい売れないと原稿料取れない。
2200冊かあ、これは難しい数字だなあ。いや、でも企画とマーケティング次第だ!
なんというか、悪くもないけどそんなにも良くないかな、っていう印象です。
せっかくインフォテリアがやるんだからもっと「うおー!すげー!」って感じのインパクトあるのが欲しかったです。ま、上場会社だから仕方ないか。



