前の記事を書いてて思い出した事を書きます。
NeXTにいた時にスティーブに非常に近い人と話をする機会がありました。その時に
「スティーブはいったい何をやりたいんでしょうかね?」
と質問したことがあります。
その人はしばらく考えた後に、「多分・・・これは推測でしかないのだけど・・・スティーブは歴史に残りたいんだと思う」と言いました。まさかそんな答が返ってくるとは思ってもいなかったのでとても驚きました。
「パーソナルコンピュータを作った人、ということで歴史に載るかもしれないけど、もしかしたらそれはIBMかマイクロソフトになってしまうかもしれない。だから今はオブジェクト指向OSを一般化した人ということで歴史の残るためにどうすればよいかを考えているんだと思う」
その時はそんなんじゃ歴史には残れないよなあ、と思ったのですが、その後のAppleで行った事を考えると、その「歴史に残るために」というのはあながち外れでもないような気がしてきました。
そして、結果としてiPodで「デジタルミュージックで世界を変えた人」として、iPhoneで「携帯電話を変えた人」として業界の歴史にその名を残したかと思います。
でもちゃんとした学校の歴史の教科書に載るか、というとそこはちょっとわかんないんだけど、もし載っちゃたら本望ですよね。
単に既存のシステムを破壊し新しい仕組みを作り出すだけじゃなく、さらにそれを「歴史に残るレベル」で実現したスティーブ・ジョブズとAppleの人達は改めて凄いな、と思う次第です。








