このブログについて
クルマとバイクに乗ることが好きな中年オヤジが書いています。
著者 : koba
愛車 : ジープ(車)、トライアンフ(バイク)
趣味 : クルマとバイク以外には、キャンプとグルメ、ワイン
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本日は手術から一週間めにして、ついに抜糸です。
しかし、抜糸とはいえ、傷口を縫い合わせていたものは「糸」ではなく、ホッチキスのクリップが大きくなったような金具でした。
写真はクリップのようなものを外したあとのおへそ周辺。今回、内視鏡が挿入されていたところです。その上のみぞおちの傷のほうが痛いのですが……。
抜糸後は会社に行き、2時から8時頃までずっと続いていた会議や諸作業をこなしました。
痛感したことは、まだ体力が回復していないということです。それから、やはり歩くときにどうしても衝撃を緩和しようとするのか、緊張した変な歩き方になってしまうということ。
夜、お腹を触ったら傷口がパンパンに腫れていました。う〜ん、痛い。
担当医の説明では、私から摘出された胆のうにあったポリープは癌になっていなかったようです。しかし、超音波検査で計測された9ミリ前後よりも大きく、それは10ミリを超えて、しかも炎症を起こしていたようです。
どうやら、絶妙なタイミングで摘出をしたかな、と。
急速に大きくなりつつあるポリープは、このまま半年以上の経過をみていたり、放置していたらどうなっていたことでしょうか。今回、その直前で食い止められたことは幸運でした。
お腹が膨張している原因は不明でしたが、通院して様子をみることになりました。術後、ちょっと炎症を起こしていたようですが、採血検査の結果はシロ。ということで、明日からはまた静養モードです。
【追記】これまでの安静日記と記した題を胆のう摘出日記に改題しました。
理由は検索エンジンにこれまで書いたものがヒットしていたので、もしこれから手術をされる方などがいたら、参考のためにと思ったわけです。ただし、症例、痛みに対する耐性、回復力などは個人差があるので、あくまで参考にしかすぎません。
朝、起きてみると、みぞおちの手術跡が痛くてたまらなかった。
みぞおち無念。
最近は普通に歩けるようになったけれど、術後はこんな感じでしたよ。通行人から怪訝な顔をされます。
お腹がパンパンに膨れていた写真を公開したので、家族から「サイテー、恥ずかしくない?」と問われましたが、別に肥満しているわけではないので、サイテーとは思っていません。ほら、体重はめちゃくちゃ落ちています(着衣のまま測定)。ちなみに7月には78.85kgありました。その後、ダイエットをして一ヶ月で5kg近く痩せ、いまは入院前よりも落ちているほどです。
なので、家族がいう「入院のせいでデブになった説」は却下。
ホント、お腹の膨満感が苦しいんです。
抜糸した翌日の朝、みぞおちの痛みで目が覚めた。呼吸が苦しいほどの痛みで、おそらく寝違えたのかと思ったほど。
前回に投稿したみぞおちの痛みが激化している。傷口近辺に触れてみると、500円硬貨大の腫れがあった。押すと、そこだけ気持ち悪く、ちょっと動いただけでも痛みを発っする。
寝ていれば治る、と思って放置していたんだけど、どんどん痛くなるので、ついにギブアップ。本日は土曜日でしたが、急患として病院に駆けつけました。
診断結果は、皮下膿瘍(のうよう)。
どうも、皮と筋肉の間に血液や死んだ細胞が凝固し、膿みとなっているようです。稀に起こるそうなんですけれど、稀に起きてしまいました。(^^;
この膿みが行き場を求めて、塞がった傷口を開いたりするらしいのですが、本日はいったん閉じかけていた傷口をこじ開けて、そのなかにガーゼを突っ込むという処置をしてもらいました。
このサイトをみると、めちゃくちゃ痛そうな処置を施すようです。実際、かなり痛かったです。
→ 膿瘍切開後の処置
明日も朝から病院に行きます。
家族は旅行に出かけ、私独りきりの療養生活です。
腹腔鏡下手術は簡単なので、退院したらすぐにでも海水浴も可能だよ、なんて言っていた知人がいましたが、あくまで手術は手術です。
早期退院し、術後一週間で職場に行き仕事をするなどし、回復力を過信していた私に起きた事態が物語っています。皆様もお気をつけください。
昨日書いたとおり、このまま回復かと思いきや皮下膿瘍(のうよう)という症状が発生してしまいました。
本日もみぞおちのひどい痛みで目が覚め、しばし呆然……。ロキソニン(痛み止め)の効力が切れ、痛さひとしお。
早朝に登院し、さっそく治療を受けます。昨日、塞がりつつあった傷口をこじ空けて詰め込まれたガーゼを交換。古いガーゼには血と黄色い膿がびっしりと付着していました。
傷口にまた新しいガーゼを埋め込むのですが、それが痛いのなんの。思わず声を上げてしまいました。手術前の「鼻から胃チューブ」よりも痛い治療を、お盆中に受けることになりました。
ガーゼの下をめくって見てみたい気がしますが、やっぱやめておきます。写真も自粛です。
また、ずっと便通がないので下剤をもらいましたが、ぜんぜん効きそうにありません。便通はある、と書いたのですが、考えてみたら5日間は排泄していない気が……。腸はどんどん食べ物を貯めるばかり。
先生曰く、手術にびっくりして機能が止まっているのではないか、と。
内蔵くんたちよ、はやく正常に戻ってくれたまえ。
家族がいないので、お盆中の自炊が思いやられます……。
安静中の身ではありますが、ずっと寝ていては社会復帰ができません。
そこで、歩行練習のリハビリを兼ねて、自宅から遠方にあるTSUTAYAに行ってレンタルDVDを借りに行くのが日課になりつつあります。借りるDVDもシリーズ物ならさらに都合がよいわけです。
そんなリハビリ映画鑑賞のため何気なく借りた『LOST シーズン1』、めちゃくちゃハマってしまいました。ただし、外傷などを負っていてそれがまだ回復していないときに観ると、痛く感じたり、不安を覚えます。妊婦の方も観ないほうがいいかもしれません。
『LOST』は南海の孤島に飛行機が墜落し、その生存者たちが織りなすドラマですが、ただのサバイバル物と思いきや、そこにサイキックな要素や陰謀めいた話が絡み、どのように展開していくのかまったくわかりません。1巻めのオープニングからかなりの緊迫感をもち、それがずっと続きます。
「謎が謎を呼び過ぎだろ」と突っ込みたくもなりますが、もはやジェットコースターに乗せられた客のように、ただ展開を見守るしかありません。
私は独りでヘッドフォンをしながら観ていますが、結構怖いです。
麻酔無しの手術シーンや拷問シーンでは、自分の傷も本当に痛くなりそうでしたよ。
製作総指揮のJ.J.エイブラムス氏は、トム・クルーズの『M:i:III』の監督に抜擢されたようです。私は『M:i:III』も観ましたが、シリーズ中、もっとも面白かったと思います。デパルマもジョン・ウーも霞んでしまいました。そんな『M:i:III』にも通じる人間関係を主軸にした盛り上げ方とテンションの維持、これが『LOST』では全編に漲っています。
どの登場人物たちも素晴らしく、私のお気に入りはロック(禿頭)とハリー(巨漢)です。
そろそろシーズン1すべてを観終わろうとしていますが、展開がまったく予想つきません。もうシーズン2が始まっているようですが、いま観ている限りでは『24』のように、「とりあえず、シーズン1はそれなりに完結!」みたいなことは望めないでしょう。
島の謎についてですが、私はもしかしたら、スティーブン・キングの『トミーノッカーズ』のような話ではないかと睨んでいます。この『LOST』を観ていたら、同書を再び読みたくなってきました。
本日、朝イチで病院にて傷の手当。やはり傷口にガーゼを詰められるときが痛い。
おかげさまで、昨日以来、ようやく普通に歩けるようになりました。
速度を上げても内蔵が揺れる感じが消えたため、ラクです。まだ傷口は痛むけれど、急な坂道も問題なく登坂でき、元気ハツラツ気分。リハビリのため、山手線の駅を三駅ばかり電車に乗らないで往復してみました。ただし、目眩がして倒れそうになったので、血が足りないのかも。
自炊も絶好調。独りで過ごすほうが、働き者だということに気づきました。
下は鶏肉とズッキーニを炒めたもの。みそ汁は具だくさんの栄養満点バージョン。
今日のお昼はこちら。鮭のムニエルとミネストローネとか。
明日はなにをつくろうかな♪なんて主婦みたいなことを考えて過ごす日々。コメントでアドバイスをいただいたビフィズス菌も摂取中。本日は復活への手応えを掴んだけれど、気持ちがどうにも晴れません。マリッジ・ブルーならぬ、サージェリイ(手術)ブルーかな。
それにしても、お腹は膨らんだままですが、体重はどんどん減っている!
でも、5メートル越えの全長、2メートルの幅、都心の駐車場もヤバい1.9メートルくらいの車高(推測です)。近所の道も通れないところが出てきそう。もちろん、最近クルマを買い替えたばかりなので、タホがほしいってわけじゃないけれど、近頃やたら都内に増えてきたドイツ勢SUVに睨みを効かすのはアメ車しかないと思う次第。やっぱりフルサイズSUVはいいなあ。
ガソリンの価格が高騰しているいま、新型タホもバッシングに晒されているという噂を耳にするけれど、一応、8気筒のうち4気筒は休止したりするシステムを採用するなどGMも懸命。
この気筒休止システムはクライスラーのHEMIなど、最近のアメリカ製大排気量エンジンに見られるイノベーション。もちろん、そういう技術は大歓迎なんだけれど、もう少し小さく造れば?と思う。でも、アメリカにおけるミッドサイズSUVの販売は不振なんだって(デュランゴもデカくなったし、トレールブレイザーも生産中止という噂を聞いたけれど……)。アメリカンSUVはフルサイズに移行しつつあるようだけれど、日本の道にもぴったりなミッドサイズが減少傾向とはなんとも悲しい。
こちらは燃費に優れるシボレーの折りたたみ自転車。
今日も病院に行って消毒を受けました。次回から通院の間隔を空けて、自分で消毒をすることになります。傷口もシャワーで洗うよう奨励されたのですが……。
まだ、ちょっと空いているんですよ。開くとトロの赤身みたいなものが見えます。
今回は手術してから「これぞ回復!」という実感がもてるまで12日間かかりました。
知人が「腹腔鏡下手術はとてもカンタンで、3〜4日で退院、それ以降はもう職場復帰可能。海水浴だってできるよ」って言っていましたが、嘘でした(苦笑)。
王監督だって、入院してから退院したのは半月後ですね。
手術後3日半で退院したのは、よかったかどうか……。
傷口が膿んでしまったことを考えると抜糸まで入院していればよかったという説があります。妻にも責められたわけですが。
まあ、それはともかく、今回は忘れがたい体験をしました。
術前の特大浣腸や鼻から胃チューブ(鼻からジェルを吸い込み、チューブを鼻の奥までグリグリ押し込まれる感覚)、脊髄麻酔の刺激と意識がなくなる寸前の光景。
術後は、チューブのささったオチンチンを看護婦さんたちに拭かれたり、触られたりしたりしたときの激痛と羞恥。歩こうとすると内蔵が揺れて気持ち悪い感覚、傷のなかにガーゼを入れられたときの痛み……。
さて、回復した私は前よりちょっとだけ変化したと思います。たとえば、痛みに対して寛容になれたような(笑)。
それから、病院生活と自宅での禁固刑のような療養生活を通じて「人間にとって時間とはなにか」というような、ハイデッガーみたいなことを考え続けていました。私の結論は……いずれ、お会いしたときにでもお教えしましょう。
そうそう、体重はどんどん減っているのに、腹の膨張がとまりません。どのくらい減っているかというと、服を着たフル装備の状態で72.6Kg。6日前の写真では、体重計は73.4kgを指しています。自炊して食べているのにもかかわらず、痩せつつ腹は出ていると。いったい、何が起きているのでしょう。
私の周囲で非常に評価の高かった映画『嫌われ松子の一生』がまだ映画館で上映されていることを知り、観に行きました。
ご存知の通り、監督の中島哲也氏は『下妻物語』も手がけました。私は『下妻物語』が大好きで、日を置かず二回も観てしまったほどなので、この『嫌われ松子の一生』もとても楽しみだったのです。
さて、以下は私の感想です。
映画自体は素晴らしく、中島監督の力量を存分に堪能できるものです。
主人公の人生を濃密に再現したという点でジョニー・ディップ主演の『ブロウ』にマサラ・ムービー的味付けが付け加えられています。『下妻物語』の映像論法がさらにパワーアップした感があります。
しかし、最初から予感としてあったのですが、私自身がどうも松子の人生に感情移入できず、また実話を基にしているということで、(→私の勘違いです)「美化しすぎでは?」とか「ここらへんは脚色だろうな」とか、すっきり観ることができませんでした。どうも私の歯車とうまく噛み合ず、「野心作だなあ」「良くここまでまとめられたな」と感嘆しつつも、純粋な感動というか、カタルシスはありませんでした。
無論、本作がダメということではなく、もともと私のノリがこの物語自体に合わないという点がネックでした。あと、『下妻物語』に比べて茶目っ気がちょっと減っているのかなあ、なんて思いました。
でも、松子の人生にはいろいろと考えさせられる点があったのも事実です。
人生、それぞれの花が咲き、散っていく。振り返ると、どんなに悲惨であってもその花にはそれぞれの甘美な思いでやせつない夢が託されている……。
歯車がかみ合った人には、すごく感動的な映画だと思います。特にラストは心を打つこと必至だと思いますし、邦画史上に残る最高のエンディングでしょう。
そうそう、主演の中谷美紀さんですが、素晴らしかったです。完全に松子のキャラになりきっていて、しかも、これまでにない魅力を振りまいていたと思います。汚れ役に体当たり、とかそういう次元の話じゃなくて、松子の魂を演じていたと思います。必見です。
すみません、私の意見は参考になりません。しかし、中島監督の次回作がすでに楽しみです。
四カ所あった傷のうち、三カ所塞がり、ひとつはまだ膿んでいて不安を残しますが、とりあえず回復を果たしました。腹の膨張もほんの少しだけ取れてきました。
本日から仕事に復帰です。ひさしぶりのシャバなので、怖いです……。
現代の作家で、ミラン・クンデラやドン・デリーロなどと並んで、私が尊敬する一人であるカズオ・イシグロの最新作『わたしを離さないで』(原題 「Never Let Me Go」)を読了。
実は米国に出張した際、ペーパーバックを購入し、途中まで読んでいたのだけれど、忙しいので日本語で読むことにして、恥ずかしながら原書は書架に並べたまま。
でも、ペーパーバック版の表紙、すごく魅力的です。
読んでみると、ひときわこの装丁に秘められた意味がわかります。美しいけれど、どことなくはかない感じの、ある意味人工的ともいえる女性の顔に、読了した読者は万感の思いを寄せるでしょう。
英文も端正なものでした。
『日の名残り』のときに思いましたが、ストイックなまでに抑制されたイシグロ氏の文章は、今回、その作品世界の語り手と見事な融和をみせ、緊張を持続させたまま、最後まで一気に読ませます。
そして、その言葉が「きれい」だからこそ、この物語の美しさと儚さ、それに残酷さを一層際立たせます。
優れた作品は、ときに読了後、登場人物たちがあたかも存在したかのように、あるいは物語で起きた出来事が実際の経験のごとく心に傷を負わせたりもするののですが、この『わたしを離さないで』も、確実に私の心に痕跡を残しました。私も主人公と同じように、登場人物たちと一緒にすごしたような気がし、だからこそ、心が抉られたように「痛い」のです。
You were watching me, and when I realised, and I opened my eyes, you were watching me and I think you were crying. Why was that ?The Song, I said. it was called 'Never Let Me Go'. Then I sang a couple of lines quietly under my breath for her."Never let me go. Oh, baby, baby. Never let me go...
ある意味、本作は『日の名残り』のSFバージョンという見方もできるかもしれません。
はっきり言って、大傑作です。『日の名残り』はその技法に感嘆しつつも、今回のように涙で読み進むことができないということはありませんでした。
涙に暮れた、といっても、よくある「泣かせ」系の三流小説とは決定的に違います。むしろ、それとは対極にある作品です。
荘厳かつ簡素、単純かつ複雑、そして愛しくも怜悧な、人生そのものがもつ悲しさについて書かれているのが本書です。物語は、私たちのことではないのに、私たちそのものについてなのです。
これからも、あらゆる国の人々から長く読まれる一冊となるでしょう。
9.11テロでハイジャックされた飛行機のうち、唯一、不自然な墜落をしたユナイテッド93便に焦点を絞った話題の映画『ユナイテッド93』を休日に観ました。
ドキュメンタリー・タッチで描く、迫真のストーリーですが、描かれた内容すべてが事実か否かという点は措いておくとし、やはりその結末はだれもが知っているため、本作のもつ緊迫感の高さはこれまで観たどの映画とも違う類のものでした。
娯楽的要素を排除していますが、乗客たちがテロリストに反撃するあたりでは心を打たれ、それなりにドラマティックな効果を醸しています。
それにしても、観劇後になんと言っていいかわからぬ鬱屈した気分に襲われました。
陰惨なテロもさることながら、そもそも、なぜそこまでアメリカが憎まれなければならなかったのか、そのような客体的な事実を国民にも知らせるドキュメントがもっとあってもいいような気がします(多くのオーディエンスは、お金を払ってまで知りたくないのでしょうが)。
これほど強烈な映画はないと思いますが、リアルな感覚が際立つほど、私の胸に複雑な思いが去来します。被害・加害の立場や古今東西を超えて、描かれるべき犠牲者たちはあまりに多く、確かに9.11テロは衝撃的で悲しい事件でしたが、それ以上に語るべき言葉をもたぬ屍の山が、歴史の影には累々と積まれているという事実が思い起こされるのです。私が常々、観たい・あるいは世界で上映してほしいと思うのは広島・長崎の原爆投下を現代の映像技術で描いた映画です。
狂信やディスコミュニケーションが導き起こす悲惨を正面から描き続けることで、世界がいかに無意味な諍い(被害者にとっては不条理な死)に満ちているかを照射し続けることが、大衆娯楽である映画だからこそ描ける気がしました。その意味で、本作の存在意義は決して小さくない気がします。
最後の診察を受け、通院も終了しました。
膿んだ傷もほぼ塞がりつつあり、膨張した腹も以前よりはへこんできました。
胆のうがあった付近の皮膚の下が腫れていますが、手術のショックで炎症を起こしているとのこと。触ると「こぶ」みたいに堅いので、最初は腹筋かと思いました。突いてみると、気分が悪くなるので内蔵だと実感します。
最後なので、摘出した胆のうをご披露いたします。ただし、自分の裸を晒すより恥ずかしい気がしたので、小さなサイズの写真にモザイク処理を施しました。これなら気分を害されることもないかと思われます。
大丈夫です、安心してご覧いただけるよう目に優しい加工を施しています。
摘出してわかったのですが、超音波検査時より実際のポリープのほうが大きかったりします。
ポリープはある瞬間から急激に成長するらしいのですが、自分の場合、まさに急成長中だったようです。摘出してみて、はじめてわかったことでした。
今回、「摘出する」という判断は自身で下したもので、この判断を誤っていたら、と考えると穏やかではありません。特にポリープが癌化すると、その摘出はかなり困難を伴うようです。また、「沈黙の臓器」でもあるので、自覚症状を伴うわけではありません。その点が判断を惑わすところです。
やはり、「自分の身は自分で守るしかない」と思いました。
あくまでお医者さんはサジェスションするだけです。今回のような摘出は予防的な意味合いが大きいので、どうするのか決めるのは私たち自身に委ねられています。
「いまは良性だし、どこも悪くないので、もうちょっと経過をみてみよう」という判断もあったわけですが、リスクも増大していたかもしれません。あるいは、そうでないかもしれません。
経営と一緒ですね。
決断とはリスクテイクなり。最適な解はないかもしれませんが、決断するからこそ、未来が拓けるのかもしれません。
皆さんも、どうかお元気で。
手術後、やっとバイクに乗ってみたいと思えるほど回復したので、本日は奥多摩方面へ遠征。
……しかし、自宅で押し歩きしてバイクを出庫しようとしたら、近所の人の前で「おっとっとっと……」とよろめき、コカしてしまった。
筋力が落ちていたのか、バイク歴長いのに押し歩いてコケたのは初めて。左足も負傷してしまった。
それでも出撃してみると、久しぶりのバイクは楽しかった。
……しかし、奥多摩に着き、奥多摩湖周遊道路に登ると、ランエボやWRXといったやたら速い四輪にびしばし抜かれまくり。そのうち濃霧が発生。雨にも降られてびしょ濡れとなり、寒くて仕方ない。気温は19度。その後、道に迷い、もはやへとへと状態。バイクなんか二度と乗るもんかと思いつつ、やっとのことで帰宅した。
どうも、愛車のポジションは疲れやすい。これは昔からわかっていたことだけど、いかんともしがたいなあ。ついでに久しぶりのライディングだったので、クラッチやブレーキを握る手が痛くて。メットの重さで肩もこり、そんな文句ばかり連ねていると、いつの間にか自分がバイク乗りじゃなくなってしまったかも、と思った。う〜む。
私には兄がいないが、兄として勝手に慕っていたのが故・松田優作である。
『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』という本があるが、私にとって『人生に必要な知恵はすべて松田優作に学んだ』のだった。
小学生の頃から優作のファンで、高校をサボってよく遊戯シリーズを観に行ったっけ。
オトナになってからはLIVEを東京で観た。
感化されて、横浜に住んだこともある。遺作となった『ブラックレイン』では東急で行われた国際映画祭のセレモニーで本人をみようとしたが、残念ながらすでに病床の人となっていたため適うことがなかった。
あのとき、壇上の内田裕也が「本日、病気でここにいない松田優作に拍手を」と言って、会場の皆が監督のリドリー・スコットたちとともに盛大な拍手を送ったのが、まるでつい最近のことのようだ。まさか癌だったとはつゆ知らず。
ある朝、出勤途中の駅のキヨスクで売られているスポーツ紙に「松田優作死去」の報に触れ、衝撃を受けた。あれから優作に関して書かれた本や漫画、ドキュメンタリーにはだいたい目を通してきたつもりだ。
書き出したらキリがないので、回想はここまでにするが、私は元EXの梅林茂氏と組んだシンガーとしての優作が好きだ。ときおり、『インテリア』『デ・ジャ・ヴュ』といった作品を引っ張り出して聴いている。
そして最近になって、優作のLIVEビデオがDVDとして発売された。驚きのあまり、「なんじゃこりゃあ!」(優作演じたGパン刑事の最後のセリフ)である。
とんでもなく貴重なお宝映像らしい。これまで封印されていたのはなぜだったのかわからないが、とにかく嬉しい限り。
さてと、お帰り、優作の兄ィ。いままでどこに行ってたんだい?