Dysonの羽根のない扇風機「air multiplier」の発表会にいってきた。
そんなわけで今日は羽根のない扇風機ということで話題の「dyson air multiplier」の日本での発表会にお誘いいただいたのでそれに行ってきました。
ちなみに本製品のホームページはここです。
http://www.dyson.co.jp/fans/
ジェームズ・ダイソンさん自ら「dyson air multiplier」についての説明が始まります。手に持っているのは「dyson air multiplier」の断面モデルです。
そして「dyson air multiplier」です。
で、になんで羽根がなくて風が生まれるの、というお話になるんですが、基本的に気圧をコントロールすることでそれを実現しているようです。
下から空気を吸い込むのですが、以下のような非対象なフィンで高圧な円形気流を作成し、それを円のように見えるけど微妙に傾斜(16度だっけ?)があるところから射出することで風を生成するそうです。この時気圧の関係で円の後ろからだけじゃなく射出する風の通り道からも空気を取り込む(巻き込む)ことで充分な風量を獲得する、そうです(射出する風の総量を100とするとフィンで取り込む空気は7ぐらいしかないようです)。
で、羽根がないことのメリットとして以下のものがあげられていました。
1.設置面積が少なくて済む - 羽根付きのものはモーターが羽根の後ろにある(重心が上にある)ので安定させるための台座を大きくとらなければならない。
2.危なくない - 子供が回転している羽根に手を入れる心配がなくなります。
3.掃除が簡単 - カバー外して羽根を拭くといった手間がなくなります。
まあ、それ以上になんというか見た目が21世紀って感じですよね。以下は昭和の扇風機と並べてみたところです。とても扇風機には見えませんね。
欠点としては「微風はできるけど超微風なんてのはできない」「1/fなし」「タイマーなし」「稼働音がちょっと大きい」というところが上げられるかと思いますが、これはニーズとのバランスなので一度店頭でチェックしてみるとよいのではないでしょうか。
種類は大きさ違いで2つあって価格はそれぞれ3万5千円と3万7千円とちょっとお高いですが、羽根に指つっこんで切れちゃった、なんて心配がなくなることを考えるとリーズナブルなのかもしれません。
以下はあまり役にたたないビデオなんですが、せっかく撮ってきたので掲載しておきます。