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デジタル時代でも"街の本屋"が人気回復 生き残りのカギは?

朗読会などのイベントや地域密着、さらにはGoogleとの提携――電子書籍時代が到来する中で、米国では「街の本屋さん」が生き残るための活路を見つけている。

デジタル時代でも"街の本屋"が人気回復 生き残りのカギは?

電子書籍との競争で窮地に立たされているかと思いきや、街の本屋さんもがんばってますよ、という記事です。なかなかいい記事だと思います。

例えば、ニューヨークの旅行書専門店Idlewildはフランス語とイタリア語のレッスンを提供し、サンフランシスコの書店Booksmithは本好きな独身者のためのイベントを開催、ワシントンのPolitics and Proseは週に10回、朗読会を開いている。

なんでも基本は「コミュニティ」だと思うのですが、ネット上の電子書籍のサイトはそうした「コミュニティ」も形成まで至ってない、というかそんなこと全然考えていないので、リアルな世界でちゃんとコミュニティが作れて運用できれば街の本屋さんの方が逆に強くなりますよね。近所の店舗、例えばカフェとか飲食店なんかとリンクして、ある本を買ったらクーポン券がもられるとか、本の出前販売したりといった、リアル店舗でハイパーローカルならではのサービスというのも強みになることでしょう。

もちろん、これまでの「単に本を売るだけ」の書店は駆逐されていきますが、これは単に時代の流れについていけなかっただけだと思います。新しいスタイルの本屋さん、これは記事中では「インディーズ書店」と読んでいますが、こういった「インディーズ書店」はこれから伸びて行くのではないでしょうか。

Googleの電子書籍販売サービス「Google Editions」を積極的に採用していく、というのもこれまでにはなかった態度だと思います。

 「消費者にデジタルコンテンツを提供できるようなビジネスに参入するというのが、われわれの商売を発展させるための1つの方法だ」とABAのタイシャー氏は語る。
Google Editionsの提携の詳細はまだ明らかになっていないが、書店主によると、地域の書店が電子書籍を販売することには何の矛盾もないという。

確かに書店側から見れば、それが手にとれる紙に印刷されたものでも、デジタルデータのものでも「出版社と読者の仲介」という点では同じですからね。

手元に電子書籍リーダーがあってそれにインストールしたければそれに、紙の書籍がよければそれをどちらでもその場で決めて購入できる、というのはいいことです。またヒット作を買いにいったら完売で手に入らない場合でも、とりあえず電子書籍版を買っておいて、あとから紙版を購入、というケースも多々あることでしょう。

さらに実店舗であれば読者の行動パターンも直に見ることもできるわけで、

 「顧客の声から感じるのは、紙の書籍と電子書籍の両方をセットで割安で買いたいという要望の高さだ。夜は自宅のベッドで紙の書籍を読み、地下鉄の中では同じ本を電子書籍リーダーで読みたいといったことなのだろう」とBooksmithのジェネラルマネジャー、レイチェル・マイヤー氏は語っている。

多分しばらくの間は「電子書籍だけ」って世界にはなかなかならず、紙と電子の2つが読者にとって都合のよい用途や場所ごとに選択されていくのではないでしょうか。

そういう意味では「紙の書籍と電子書籍の両方をセットで割安で買いたい」というのはアリなパターンなんだけど、そういうパッケージを出版社が作れるか、というとそれはちょっと疑問なんで、書店側で好きなようにアレンジできるように制度や商習慣が変わるといいな、と思います。

その他にもいろいろ参考になりますので是非リンク先の記事を読んでみてください。

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このブログ記事について

このページは、nagasawaが2010年8月19日 15:08に書いたブログ記事です。

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