Evernoteサービスを手掛ける米Evernote Corporationは9月29日、フィル・リービン(Phil Libin)CEO来日に合わせて都内で記者説明会を開催。新サービスのEvernote TrunkやEvernote Site Memoryについて説明するとともに、Evernoteと連携する製品やサービスを提供する国内企業の紹介を行った。
EVERNOTE、新サービスと国内企業との連携に関する説明会
Evernoteは好調に伸びているよ、っていうお話のようです。
日本のユーザは、
国別では、2年半前にサービスを開始した米国のユーザーが57%で、次いで、半年前に日本語版サービスを開始した日本のユーザーが18%を占めると述べた。日本のユーザーは3位以後のその他の国20カ国を合わせたよりも多く、日本は非常に重要な市場だと強調した。
と第2位となっているようです。
で、おもしろいなあ、と思ったのが「Evernote Trunk」です。
「Evernote Trunk」は、7月にリリースされたEvernoteのデスクトップクライアントとWebアプリケーションに組み込まれた「オンライン・カタログ」サービス。
「Evernote Trunk」は無料ユーザーの転送量制限40MBに影響しないので、私もおもしろいそうなのがあったら使っているのですが、今回日本からのコンテンツ提供ということで学研の「大人の科学マガジン」と東急ハンズの「HINT FILE」が登場したようです。なので早速「HINT FILE」を取り込みました。
これ、何がおもしろいって、電子書籍じゃなくて電子カタログだったり電子ノートだったりするところで、既存のテキスト情報の扱い方をちょっと変えてあげれば、この「Evernote Trunk」を流通インフラとして使えちゃうんじゃないかと感じさせられます。
なんといってももうすでにマルチプラットフォーム対応ですしね。PDFも既に対応済みなのであとはePub形式に対応できれば相当面白いことができるような気がします。