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米Gartner、2011年に注目すべきテクノロジートップ10を発表

米調査会社のGartnerが、企業・組織にとって戦略的な重要性を持つテクノロジーのトップ10を発表した。1位はクラウドコンピューティング、2位にはiPadなどを含むモバイル・アプリケーションおよびメディア・タブレットが入った。

1位はクラウドコンピューティング:米Gartner、2011年に注目すべきテクノロジートップ10を発表

ということでいきなり1位はクラウド・コンピューティングであることがわかってしまったわけですが、ガードナーのこの発表は毎年結構面白くって、基本は「アナリストのいうことは大抵外れる」なのでそう考えつつ読むとホントに面白いです。

で、1位はクラウドコンピューティングなんですが、2位は「モバイル・アプリケーションおよびメディア・タブレット」となっています。まあ、この辺はその通りだと思います。

3位は「ソーシャル・コミュニケーションおよびコラボレーション」です。ここには、ソーシャル・コラボレーション(Wiki、ブログ、インスタント・メッセージング、コラボレーティブ・オフィス、クラウドソーシングなどのテクノロジー)、ソーシャル・パブリッシング(コミュニティーにおいて、メンバーがアクセスして利用できるコンテンツ・リポジトリ(YouTubeやFlickrなど)への個々のコンテンツの格納を支援するテクノロジー)、ソーシャル・フィードバック(YouTubeやFlickr、Digg、delicious、Amazonなどに見られるように、具体的なトピックについてコミュニティーからのフィードバックおよび意見を入手するためのテクノロジー)も入っています。

で、4位には「ビデオ」が挙げられています。えっ?

今後3年間、ほとんどのユーザーにとってビデオは一般的なコンテンツ・タイプおよびコミュニケーション・モデルとなり、ビジネス・パーソンが1日に利用するコンテンツに写真、ビデオ、またはオーディオが占める割合は、2013年までに25%を超えるとガートナーは確信しています。

なるほど、今より一般化することで重要度が増すんですね。

5位は「次世代型分析」。これはなんだかわかりませんね。

モバイル・デバイスを含むコンピュータのコンピューティング能力の進歩と接続性の向上によって、企業における業務上の意思決定支援の変革が可能になりました。単に過去のやり取りに関する履歴データを提供するのではなく、将来の結果を予測するシミュレーションやモデルを実行できるようになり、これらの予測をリアルタイムに行うことでビジネスにおける個々の行動を支援できます。

これは昔(今でもだけど)、いわゆる「シミュレーション」というやつかと思うのですが、なんか新しいアルゴリズムみたいなものがあるのかなあ。

6位は「ソーシャル分析」。

「ソーシャル分析」とは、ソーシャル・フィルタリングやソーシャル・ネットワーク分析、感情分析、ソーシャル・メディア分析など、個々の分野に特化したさまざまな分析手法を総称した呼び方です。
 ソーシャル・ネットワーク分析ツールは社会構造および相互依存関係、また個人やグループ、組織の作業パターンの分析に役立ちます。ソーシャル・ネットワーク分析では複数の情報源からデータを収集し、それぞれの関係を明らかにし、これらの関係の影響、質または効果を評価します。

なんか新しいメディアやツールが出てきたらそれに伴い解析・分析ツール/サービスが必要になりますから、そっち系が多様化するというお話なのかな。

7位は「コンテキスト・アウェア・コンピューティング」。これは知らないで使っている場合がありますね。

コンテキスト・アウェア・コンピューティングは、エンドユーザーや対象の環境、個々の活動の相互関係、趣向などに関する情報を使って、対象であるエンドユーザーとのコミュニケーションの質を高めるというコンセプトを基盤にしています。ここで言うエンドユーザーとは、例えば顧客や取引先、従業員を指します。コンテキスト・アウェアなシステムはユーザーのニーズを先回り的に予測し、カスタマイズした最適なコンテンツ、製品、サービスを能動的に提供します。

こういう難しい話もありますが、例えばスマートフォン使ってて、外出時はマナーモードでWi-Fiはオフに設定、家にいるときはその逆、といったシチュエーションや時間によってアクティビティを変える、なんてのも「コンテキスト・アウェア・コンピューティング」です。もっと極端にいえばスマートフォンの画面がうつぶせか仰向け状態かを検知して何かする、ってのもそうですね。すごく広く解釈することができると思います。

8位は「ストレージ・クラス・メモリ」。これなんだろ、と思ったらフラッシュ・メモリのことなんですね。

9位は「ユビキタス・コンピューティング」。これはもう古い用語なんで、なんで今更って感じですが、今はその時よりも実現できるレベルが違うから、のようです。

で、最後10位は「ファブリック・ベースのインフラストラクチャおよびコンピュータ」。

ファブリック・ベースのコンピュータは、ファブリックまたはスイッチ・バックプレーンを通じてつながれた複数のモジュールによって構成されるモジュール形式のコンピューティング環境です。ファブリック・ベース・コンピュータの基本的な形は、個別のプロセッサ、メモリ、I/Oおよびオフロード・モジュール(GPU、NPUなど)で構成されるものとなります。

これは一般消費者にはどうでもいい話ですね。でもきっとカリフォルニアにはこのアーキテクチャを使った新しいデバイスのベンチャー企業がたくさん出てきて、日本ではCTCなんかを経由して販売されるんでしょう。

いろいろネタってあるもんだなあ。

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このブログ記事について

このページは、nagasawaが2010年10月26日 18:38に書いたブログ記事です。

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