小説「限りなく透明に近いブルー」などで知られる芥川賞作家、村上龍氏(58)が電子書籍を制作・販売する会社を設立する。村上氏自身の既刊本や新刊本のほか、瀬戸内寂聴氏(88)らほかの作家の作品も電子化し、米アップルなどのサービスを通じて配信する。
ミュージシャンが自社レーベル立ち上げるようなもんなのかな(違ったらごめん)。
開発費を回収した後、電子書籍収入の40%前後を作者に配分する。出版社との関係も維持し、既刊本の電子化でデータやアイデアの提供が出版社からあった場合は対価を払う。また、電子書籍として出た新作を、出版社が紙の書籍として出すことも想定している。
作家自らが出版社を立ち上げる、というのはすごい話ですね。これも紙に印刷したり流通を気にしなくてもよくなったことがあるんでしょうけど、何より村上龍というブランドがそれを実現させているのでしょう。
村上春樹が今ananで巻頭でエッセイ書いていますけど、ああいうのも1話50円ぐらいで販売するようになるともっと面白いことになりそうですね。
いや、あれ読む為だけにanan買えないし、ananなんで立ち読みもできんのだよ(笑