昨日、「Flickrが誤ってユーザの4,000枚の写真を削除してしまったようです(回復不可能)」というエントリーを書いたのですが、詳しい内容がTechCrunchにも出ていました。
Flickrが人的ミスにより利用者アカウントを削除:5年間分、4,000枚の写真が消失
で、ここに掲載されているFlickrからのメッセージがお詫びのテンプレート的にとてもいい感じなのでメモ代わりに引用。
Flickrはアカウント情報のリストアを行うための機能を開発中であり、今年前半には完成すると考えています。Mirco氏の件についても作業中で、なんとか投稿されたコンテンツについても復活の目処が立ちそうだと考えているところです。部分的には情報の復元に成功し、全体についてもなんとか復元できるのではないかと努力しているところです。もちろん「できるのではないか」という段階ではありますが、失敗を取り戻すために全力を投じているところです。
また、これまでに多くの人が言っているように、こうしたケースに備えてアカウント復元の手段を用意しておくことは非常に重要なことです。これまで Flickrでは、未発表の機能についてはアナウンスすることはありませんでした。しかし今回は多くの人も注目しているところであり、冒頭に述べたリストア機能が開発中であることをアナウンスさせて頂く次第です。
「失敗を取り戻すために全力を投じているところです」ってところがいいなあ。なんというか失敗は失敗と認めた上で努力し、全体的に希望が持てるメッセージになっているのがステキです。こんな文章がさらっと書ける人間になりたい。
個人的にはYahooがFlickrを売却しちゃうんじゃないか、ということでFlickrの中の人達がやさぐれていたことが原因なんじゃないかと思いましたが、そんなこともないみたいですね。
FlickrもMBOしてまた独立すりゃいいのにな。