アイファイジャパン株式会社は、無線LANで直接写真が転送できる「ダイレクトモード」を搭載したSDメモリカード「Eye-Fi Mobile X2」を5月18日に発売する。既存製品の「Eye-Fi Connect X2」(容量4GB)と同等の機能を備えた容量拡張版(8GB)の製品で、オンラインストア販売価格は7980円。
「Eye-Fi Mobile X2」発売、容量8GBでダイレクトモード搭載
昨日、こちらのブロガーイベントがあり、購入する気満々だったので楽しみに参加したのですが、概ねよいものの1つだけ個人的な問題があることがわかりました。
まず、今回から搭載されたダイレクトモードですが、
「Eye-Fi Mobile X2」は、カードに無線LAN機能を内蔵し、無線LANネットワークを通じて撮影した写真や動画をアップロードできるSDメモリカード。新機能の「ダイレクトモード」は、カード自身が無線LANのアクセスポイントとなることで、スマートフォンなど無線LAN対応のモバイル端末に直接画像の転送を可能にする機能。これにより、無線LANによるインターネット接続環境が無い場合でも、画像をワイヤレスで転送できる。
例えば、外に出てインターネットにアクセスするアクセスポイントがないような場合でも、Eye-fiカードを入れたカメラで撮影した写真をその場でiPhoneとかiPadなんかに転送できるようになるわけです。
カメラのモニタ画面で撮影した写真を確認することはできますが、それよりも大きなiPadのようなデバイスの画面でその場でチェックできる、というのはとても魅力的です。
でも、問題なのが、ここでiPhoneやiPadに写真を転送しちゃうとそれで転送が終了しちゃうんです。
どういうことかというと、従来のEye−Fiの場合、写真は一旦Eye-Fiのサーバーにアップロードされ、そこからローカルのMacのiPhotoとかFlickr等の写真共有サービスに自動でアップロードしてくれるのがたまらなく便利なわけですが、ダイレクトモード使ってiPhone/iPadに転送しちゃうとそれで「転送」が完了してしまうので、その後iPhoneと同期したりFlickrなどにいちいちiPhone/iPad同期やアップロードしてあげなければならないわけです。
って考えると、普通にモバイルルーター持って行ってそこ経由で従来のEye-Fiから写真アップロードさせたやつをiPhoneとかiPadから見る、って方がいいんじゃないか、っていう気もしてきたわけです。
考えがまだまとまっていないのですが、とりあえずこれで「今すぐ購入」っていう気はなくなりました。なんかうまい運用方法を思いついたら購入してみようと思いますが、しばらくは従来のEye-Fiカードでいいかな、という気もしています。
ダイレクトモードで転送した写真も転送後に家の規定のアクセスポイントにつながったら今まで通りアップロードしてくれるといいんだけどなあ。将来的にそれやってくれるなら今すぐ買うんだけどなあ。