ちょっと古い話になるのですが、5月26日にLGエレクトロニクス・ジャパン株式会社主催の3D対応LED液晶モニター「D2342P」の発売記念ブロガーカンファレンスというのがあったのでそれに参加してきました。

LGといえば人それぞれに持つイメージは様々かと思いますが、私はLGの23インチモニタ「E2350V」を会社で1台、自宅で1台の計2台使っているのでよい印象を持っています。なんだかんだで今の時代、液晶パネルはLGですからね。
で、今回は3D対応ということなので否が応でも盛り上がります。だって、3D対応のテレビとかモニタってじっくり見たことないんですもん。せいぜい大手量販店のテレビコーナーのデモ程度です。
さて、会場に到着するとこんな感じで3D対応LED液晶モニター「D2342P」が展示されていました。

メガネが置いてありますね。
でも、このメガネ、普通に3Dを見るときに使うやつより軽いです。それはなぜかというとD2342Pは3D方式として右目と左目を高速で切り替えるシャッター方式ではなく偏光方式を採用しているからです。なのでメカ的な部分がないので軽くしかも安く作れるようです。ちなみにシャッター型のメガネだと1個1万円ぐらいするのですが、LGのこのメガネは1個1000円ぐらいなので、家族4人でメガネ、なんて状況でも大丈夫です。
ちなみにこのメガネですが、「D2342P」を買うと普通のメガネと既にメガネをかけている人のためのやつがついてくるそうです。

下のやつが近眼でメガネかけている人用のやつです。メガネに上から挟むような形で装着するクリップ・オン・タイプです。こんな感じ。

使っているメガネの形によってはうまくマッチしないかもしれませんが、私の場合はうまくマッチしました。
で、カンファレンスが始まり、「D2342P」のセールスポイントが説明されていきます。
ポイントとしては、
・変更方式を採用しているので3D再生時のフリッカー(ちらつき)やクロストーク(二重に見えるぼやけ)が抑えられる。
・シャッター方式だと結局映像を見ているのは右目か左目になるのだけど、変更方式だと両目で見るので映像が明るい。
・「サイドバイサイド」、「トップアンドボトム」、「インターレース(ラインバイライン)」といった様々な3D映像の伝送方式に対応している。
・3Dメガネの重量はわずか16gと相当軽い。
・HDMI 1.4a端子を搭載しているので、3D対応のゲーム機やブルーレイプレーヤーを接続して3Dコンテンツが楽しめる。もちろん2DコンテンツもOK。
・2D→3D変換するWindows用アプリ「TriDef 3D」が付属しているので既存のWindowsの動画や写真、ゲームなどを3D化して楽しみことができる。3D化できるゲームの一覧はこちらを参照。基本的にはDirect Xの9、10、11に対応していればだいたいOKっぽい。
・LEDバックライトを採用しているのでハイコントラストでありながら低消費電力
で、その後DVDとかゲームとかを実際に3Dメガネかけてみたのですが、どれもしっかり出てきたり引っ込んだりして3D感が感じられました。
こんなのもありました。

3D映像なので写真にするとぶれた感じになるのですが、メガネかけるとしっかり前に出てきます。

そんな3D対応モニタが価格.comを見ると¥26,760で買えちゃうんですから、時代はすごいスピードで進んでいるんですね。
次回は3Dに対応しているYouTubeのコンテンツを見た感想を書いてみようと思います。
参考までにインプレスに掲載されたレビューへのリンクを。
【レビュー】LGエレクトロニクス D2342P - Impress Watch
Amazonのレビューも好感触です。
LG Electronics Japan 23インチ LEDバックライト搭載 FPRモニター D2342P-PN