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2011年度のグッドデザイン大賞は、東日本大震災時の「通行実績情報マップ」

公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)は9日、2011年度の「グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)」として、本田技研工業株式会社(ホンダ)による東日本大震災時の取り組み「通行実績情報マップ」が選出されたと発表した。

2011年度のグッドデザイン大賞は、東日本大震災時の「通行実績情報マップ」

通行実績情報マップは、東日本大震災の発生後に、被災地の道路状況を把握するための情報として公開されたもの。ホンダの通信型カーナビ「インターナビ」の搭載車両が実際に走行した軌跡を地図化することで、支援に向かう車両などが、どのルートが通行可能か判断できるようにする仕組み。

私も震災直後はこの「通行実績情報マップ」にたくさんアクセスしました。「車が通れる=被災していない」というところが非常によかったです。気になっていた場所に車が通っていたことを発見した時はほっとしたものです。

ただグッドデザイン大賞相当か、って考えると個人的にはちょっと微妙な気が。確かに2011年を考えるとこうした震災や原発事故に関連した製品・サービスは選ばれるべくして選ばれるのでしょうけど、特別賞とかでもよかったんじゃないかなあ。つうか、こういうのが大賞とるとインダストリアル・デザイナーの立場がなくなっちゃうよね。

で、評価のポイントなんですが、

「まったく新しいシステムを立ち上げるのではなく、既存のシステムを有効に活用することで、解決策を必要としている部分へスピーディーにサービスを提供した取り組みは、企業によるCSRの典型であるとともに、社会における情報の有効活用のあり方を示す創造的な試みであると考えられる」と評価されている。

ということなんですが、グッドデザイン賞というのが単に見た目の美しさとかかっこよさだけじゃなく、その「デザイン」に込められた思想やら背景をどう具体化しているかがこれまでの評価ポイントだったとすると今回はまるっきり変わっちゃったなあ、と。

引用した評価ポイントにあるような、既存のものをちょっと変えることで即座に有効活用できるもの、よりもやっぱりデザインを通じてこれまでの在り方や価値観、やり方を180度変えてしまった、ようなやつが選ばれるとよかったのになあ、と思いました。

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このページは、nagasawaが2011年11月10日 18:54に書いたブログ記事です。

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