「ASUS TAICHI」(タイチー)と呼ばれる新しいUltrabookは、今までにまったくない新しいギミックを備えたノートパソコンである。
合体一体型に表裏両画面ノート!? ASUSのPCはひと味違う|COMPUTEX TAIPEI 2012レポート特集
11.6または13.3インチのフルHDディスプレーを搭載するのだが、なんと同じサイズのディスプレーを天板側にも搭載してしまったのだ。
いわゆる背面側にもディスプレイがある状態です。こんなの。
これってつまり蓋を閉じるとそのままタブレットになるよ、ってことなんでしょうかね。
1台でタブレットとノートパソコンの2つの形態を使い分けられるノートといえば、ディスプレー部分が回転、あるいはスライドしてキーボードの上に来るコンバーチブル型やスライド型のノートパソコンが一般的だった。あるいはTransformerシリーズのような、タブレット型の本体に、キーボードをドッキングさせる製品も少数派だが存在した。その点TAICHIは天板側にもディスプレーを備えているので、ただ閉じるだけでタブレットスタイルになる。複雑で高価な回転ギミックや、タブレット時は使わないキーボードドックが付属する製品に比べれば、ある意味ではシンプルで合理的なやり方と言える。
やっぱりそうなんだ。たしかにディスプレイ回転式は面倒ですもんね。
タブレットとして使わない時も、
TAICHIは通常のノートパソコンとして使ったり、パネルを閉じてタブレットとして使うほかにも、前後両面のディスプレーを同時表示して、顧客と対面しながら同じ画面を見る、といった使い方も可能だ。仕組みとしては単にWindowsのマルチディスプレー機能を使っているようなので、同じ画面だけでなくデスクトップを拡張して異なる画面を表示するようにもできるだろう。
でもこれ、天板側には何も表示しない、ってこともできるんでしょうね。今見ている画面が正面に座っている人に丸見え、ってのは避けたいですよねw
リンク先のASCIIの記事には18.4インチのディスプレイが取り外し可能なデスクトップPCも紹介されているんですが、これが面白いのは装着した状態だとWindows 8 PC、ディスプレイ外すとそれがAndroidタブレットになる、というところでしょうか。
いやー、ASUS面白いや。次買うならASUSだな。