ジャパン・トゥエンティワン株式会社は29日、JPEG画像のファイルサイズを最大1/5に圧縮できるLinuxサーバー用ソフト「JPEGminiフォトサーバー」を販売開始すると発表した。参考価格は24万円(税別)/年。
Linuxサーバー向けのJPEG画像圧縮ソフト~画質を落とさず容量を最大1/5に
先日サーバー側で画像サイズ(容量)を小さくする必要があり、フリーのその手のツールをいろいろ評価したのですが、画像サイズは小さくなるものの、それに伴い画質も劣化するわけで、その劣化との兼ね合いでどれぐらい小さくできるかをテストしていったらあまり効果がなくて諦めた、ってことがありました。
その時にローカルでPhotoShopを使って圧縮率を変えてみたりしたんですが、さすがにPhotoShopはよく出来ていてかなり圧縮してサイズを小さくしても画質の劣化は少なく、Adobeはすごいなあ、と思ったものでした。
で、JPEGminiはそういう点でとてもよく出来ていて以前私のブログでも取り上げたことがありました。
そんなJPEGminiをサーバーで使えるようになる「JPEGminiフォトサーバー」が発表になったようです。
「JPEGminiフォトサーバー」は、イスラエルICVTが開発した画像圧縮ソフトで、画質、解像度、フォーマットを維持しながらJPEG画像のファイルサイズを大幅に小さくできる点が特徴。Webサイトやスマートフォン向けアプリの連携Webサービスなどでの利用に適しており、これをWebサーバーなどに適用すると、サーバーの容量やデータ転送量を大幅に削減できるため、保管・転送のコストが小さくなるほか、サイトを訪問するユーザーの快適性も高められるという。
まあ純粋な写真サービスなんかをやっててアクセスがかなり多いところは「JPEGminiフォトサーバー」の年24万円というのは問題ない価格なんでしょうけど、他のサイトではなかなか導入しづらいかもしれませんね。
そんなわけでJPEGminiに感化された優秀なプログラマがJPEGmini相当なものをフリーで出してくれることを期待しつつ未来に希望をつなげたいと思います。