サイト内検索:

ハイパーテキスト、と言えばテッド・ネルソン

今日の昼飯の時にたまたまハイパーテキストの話が出たんですが、その時はテッド・ネルソンの名前が頭に浮かばず悶々としていたのですが、先ほど無事に思い出すことができ、ついでなのでWikipediaで調べてみたら面白かったので取り上げてみます。

テッド・ネルソン - Wikipedia

テッド・ネルソン(Theodor Holm Nelson 1937年6月17日 -)は、アメリカの社会学者であり思想家であり情報技術のパイオニアである。彼は1963年に「ハイパーテキスト」と「ハイパーメディア」という用語を生み出し1965年に発表した。彼はまた、トランスクルージョン、Virtuality(電子書籍システムの概念構造)、Intertwingularity(知識の相互関連性)、テレディルドニクスといった用語も生み出した。

Webが登場するかなり前にテッド・ネルソンがハイパーテキストの概念とその実現がいかに大変であるか、を語っていたを見たことがあったため、WWW(Web)が登場した時には「あんなに複雑で面倒なものがこんなにシンプルに実現できちゃうなんて!」と思ったのですが、当のテッド・ネルソンは、

ネルソンの主張によれば、その構想の一部はティム・バーナーズ=リーが発明した World Wide Web によって実現されつつあるという。

と、「その構想の一部」としてのWWWは認めつつも、

Webの大部分はザナドゥに触発されたものだが、ネルソンは World Wide Web もXMLも全てのマークアップも嫌い、バーナーズ=リーのやったことは彼の構想を単純化しすぎていると断じた。

WWWもXMLもマークアップも嫌いだったのかw

で、なんで「構想を単純化し過ぎている」としているかというと、

HTMLは正に我々が回避しようとしていたことばかりである。壊れることを想定したリンク、外に向かうだけの単方向リンク、ただし版も著作権もオリジナルも管理されていない。

なるほどなあ。でも、これはもうセンスというかトレードオフの問題かもしれませんね。

そういうのにこだわって全然成果が出せないのと、リンクなんか壊れてもいい、リンク方向は単方向でもよい、著作権やオリジナル管理機能なんかシステムとしては持つ必要がない、って割り切っちゃったからWWWが登場することになり、その後爆発的に普及していったわけですからね。

とはいえ、テッド・ネルソンが理想としている世界もわからなくはないので、今後のWebはそういう面が強化されていくようになるのかもしれないですね。

以下はティム・バーナーズ・リーが今やっているロンドンオリンピックの開会式に登場したときの模様です。WWWを作った時に使っていたNeXT Cubeを使っているのがいいですね。


blog comments powered by Disqus

2011年アルファブロガー受賞

新着DVD

モバイル

Powered by Movable Type 6.1.2

ブログ内検索

BlogPeople ReviewMe!

このサイトのレビューとか応援コメントを書いてもらえると励みになります。

Affi☆List for Amazon

バナー広告

このブログ記事について

このページは、nagasawaが2012年7月31日 17:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Googleのストリートビューを文字で再現した「Ascii Street View」」です。

次のブログ記事は「ワード・オヴ・マウス・バンド 1983 ジャパン・ツアー・フィーチャリング渡辺香津美」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。