Google日本法人は11月27日、動画共有サイト「YouTube」でテレビ局や芸能プロダクションなどによるオリジナル動画を配信する「YouTube オリジナルチャンネル」を開設した。
YouTubeでテレビ局やクリプトンなど13社がオリジナル動画を配信 Googleが収益"前払い"
フジテレビジョン、TBSテレビ、テレビ朝日といった民放キー局や、ニフティ、クリプトン・フューチャー・メディアなど13社がYouTube上に公式チャンネルを順次開設。テレビ番組やWebサイトなどと重複しないオリジナル動画だけを、毎日~週数回ペースで配信していくという。
これ、なんか引っかかるんですが、民放キー局以外はよいとして民放キー局がこれに参加するってことは単に民放キー局がコンテンツ制作会社となる、ってことですよね。
Google側からしてみれば面白いコンテンツが増えればいいわけで、そう考えると素人が作るものよりはプロが作るもののが方がいいわけなので民放キー局というプロ中のプロの参加はありがたい話かと思うのですが、テレビ局が単なる制作会社になってこれに乗っかるっていいんだろうか。
まあ、今でもみんな自前のシステムでネット使ってオンデマンド配信しているから配信のインフラが変わるだけといえばそうなのかもしれないけど。
動画制作に当たっては、Googleがコンテンツ企業に制作費を"前払い"する方式を採用。制作予定の動画によってどれだけの広告収入を得られそうかをGoogleが試算し、相応額を事前に提供する。実際に得られた広告収益がこれを上回った場合は剰余分をシェアし、下回った場合はGoogle側が負担する仕組みだ。
これも実際やってみるとGoogleから提示された額があまりに低くてお話にならない、なんてことにならないのかな。
ということで、いろいろ違和感を感じならが見守りたいと思います。