バリューイノベーションは12月10日、同社の展開する雑貨ブランド「abrAsus(アブラサス)」から、「薄いマネークリップ」と「小さい小銭入れ」を発売した。同社が手掛けるECサイト「SUPER CLASSIC」で販売する。
バリューイノベーション、abrAsusブランドで「薄いマネークリップ」「小さい小銭入れ」を発売 - CNET Japan #abrAsus
abrAsus(アブラサス)というブランド名は知らないかもしれませんが、「とれるカメラバッグ」とか「ひらくPCバッグ」を出しているブランド、といえば「おお!」となるのではないでしょうか?
で、アブラサスはバッグ以外にも2013年グッドデザイン賞を受賞した「薄い財布」とか私も愛用している「小さい財布」といったお財布を始め、いろいろ他では手に入らない小物を作って販売しています。どんな商品があるのかは以下のサイトでご確認ください。
で、いろいろ商品を出してはいるのですが、メインというか気持ちは財布にあるようで、ずっと変わることなく使われてきたお財布でいかにイノベーションを起こすかを常に考えてらっしゃるようです。
そんなわけで昨日はこの新製品発表会&忘年会というのに招待していただき行って参りました。
すみません、発表会会場の一番前のはじっこに座ったもんでこんな感じで斜めからの写真しか撮れませんでした(涙
で、この会場で発表されたのが「薄いマネークリップ」と「小さい小銭入れ」です。
まずは「薄いマネークリップ」です。
財布ではなくマネークリップです。マネークリップというと金属製のものを想像するかと思うのですが、それだと洋服傷つけちゃうから、ということで皮で作られています。で、あえて「薄い」といっているんでどれぐらい薄いかというと、その厚さは何も入れない状態で6mm、そして紙幣10枚、カード5枚を収納しても厚さはたったの11mmです。
ちなみにここの「カード5枚」というのが実はポイントだったりするのですが、それはまた後で。
詳しくはこちらの商品ぺージをご覧下さい。
で、お札とカードだけじゃね、ってことで同時に発表されたのが「小さい小銭入れ」です。これがカッコイイ。
なんか初代iPod Shuffleを初めて見たときのような衝撃を受けましたよ。
で、この中に、15枚の硬貨を入れることができます。
500円玉1枚+100円玉4枚+50円玉1枚+10円玉4枚+5円玉1枚+1円玉4枚の合計15枚で999円、を実現したかったようです。
これもまたポイントなのですが、それもまた後で。
ちなみに「小さい小銭入れ」ですが、背面がキーホルダーになっていてカギを収納することができます。
さらに実はお札も収納することができるのですが、それはどうするのかは以下の商品ページをご覧下さい。
で、こちらの「薄いマネークリップ」と「小さい小銭入れ」ですが、国内でガラス加工をした特別な皮を使っているそうです。
なので、そのガラス加工した高級感あるピカピカした皮を使いこれまであった「薄い財布」も別バージョンとして今回作成されたようです。
ああ、なるほど、こうやってみると「薄いマネークリップ」や「小さい小銭入れ」は「薄い財布」からお札部分と小銭収容部分を分離・発展させたやつ、ってことがわかりますね。
ということで、たくさん入るから、ということでお札以外にレシートとか小銭とかあまり使わないポイントカードなどを入れてて分厚く重くなった財布を使っててスーツの胸ポケットやお尻ポケットを膨らませているような方はこれらの財布を使ってすっきりスマートになってみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの発表会では、小さい財布を捜している人は実は「小さい」ではなく「薄い」財布を捜しているのだけど、「薄い」というキーワードが浮かんでこないので理想とする財布に巡り会わない、といった話なども出ていていろいろ面白かったです。
あ、「カード5枚」と「硬貨15枚で999円」というところですが、これについては開発したバリューイノベーションの南さんへのインタビューが成功しその秘密について聞くことができましたので、2014年新春1発目の「Modern Syntax Radio Show」をお楽しみください。予想の遙か斜め上を行く衝撃的なお話が聞けますよ!
現場からは以上です。