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ゲランの新しい香水のリリースを読んだ感想。

ちょっと変わったニューズレター「iWire」の22号は「 仏ブランドが考えた "理想の男"の条件って?!」ってことで、フランスのゲランがメンズフレグランス新商品「ロム イデアル」を出したよ、で、サンプル配布しているよ、というお知らせでした。ゲランかあ。何十年ぶりに聞いたなあ。

んで、なかなかふざけているのがゲランによる女性目線・男性目線での"理想の男性"像です。例えば以下のようなものが「理想の男性」だそうです。まずは「知」の部分から。

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(女性目線)
決断が早く、明快=セクシー。一瞬の間に1000のアイデアを思いつき、 そのうち999は"彼女"を喜ばせる。

(男性目線) 機敏で明快な考えができる時=セクシー。一瞬の間に1000のアイデアを思いつき、 そのうち999は"男同士の夜遊び"のアイデア。
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あっはっは。一瞬で1000もアイディア浮かぶかっつーのw

次は「美」の視点から。

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(女性目線)
人目を引きつつ、完璧な体・魅力的な笑顔に勝る"色気"がある。 それは些細な仕草にも現れ、感性さえ感じる。

(男性目線)
人目を引きつつ、完璧な体・魅力的な笑顔に勝る"筋肉"がある。 些細な仕草にも腹筋のたくましさが感じられる。
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ギリシャの彫刻のような肉体をいまでも理想としているヨーロッパ文化っていったいなんなんでしょうか。そんな幻想は1980年代初頭に崩壊したんじゃなかったでしたっけ?

そして「強さ」の視点から。

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(女性目線)
心も体も強いのはもちろん、軽々と彼女や買い物袋6つくらいを運ぶこともできれば、ネット回線も 簡単に繋げる。また、40度の熱がある赤ちゃんを寝かしつけることができるような、カリスマ性に も富んでいる。

(男性目線)
心も体も強いのはもちろん、ティーンエイジャーの頃から"グラディエーター"と呼ばれ、妻との午後のショッピングにも抗える。また、審判に気づかれずに神の手ゴールを決められるようなカリスマ性を持っている。
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40度の熱がある赤ちゃんを寝かしつけることができるカリスマ性というのがわけわかんないですねw

という感じでギャグ万歳なんですが、そんなわけでこのゲランの「ロム イデアル」は上記3つのポイントを押さえつつ、

女性が理想の男性に出会った時のエモーションを掻きたてられるように、女性が理想の男性に求める3つの条件 「スマート(知性)」「ハンサム(色気)」「ストロング(力強 さ)」がハーモニーとなって調香された全ての男性のポテンシャルを引きだす、"理想の男の香り"を表現したそうだ。

とのことです。「全ての男性のポテンシャルを引きだす」とのことですが、そんなの持っていないですよ!

で、香水といえば、コムデギャルソンのお話が面白く、以下はコムデギャルソンCEOにして川久保怜の旦那さんであるAdrian Joffeさんのインタビュー記事での一節です。

Comme des Garçons CEO Adrian Joffe Shares Details on His Personal Life and Creative Process

By 1993, Joffe was president of the company and looking for new ways to apply Comme's rule-breaking philosophy to the business side. Kawakubo, who Joffe says has an acute business mind herself, had never been interested in fragrance, but at Joffe's urging, they began to explore the possibility, while of course ignoring the established rules of the beauty industry.

1993年にフレグランスに全く興味のなかった川久保を説得してどういう風に参入しようか考え始めたそうでです。会社にとっては香水ビジネスは売り上げに貢献しますからね。

"In Japan, there's no culture of perfume," Joffe says. "Rei didn't like the idea of putting on a perfume to seduce somebody. So our thinking was, What's a fragrance for?"

日本には香水の文化がない、とJoffeさんは言います。さらに川久保は誰かを性的に誘惑するためにつけるような香水は好きじゃない、ということで、フレグランスは何のためにあるのかから考え始めたようです。

One answer came with the launch in 1998 of Odeur 53, an "anti-perfume" whose notes included "flaming rock," "flash of metal" and "wash drying in the wind."

そして1998年に発表したのが「Odeur 53」というオードトワレ(Odeurは「におい」という意味)で、自分の記憶と強く結びついている物のにおいが一番印象的に香るというコンセプトでパッケージには、

新鮮な酸素
金属の輝き
セルロース
高い山の新鮮な空気
砂丘
火力
風の中の洗濯物
焼けるゴム
燃える岩

というキーワードが記載されています。

ということでゲランの「ロム イデアル」とはまったく対極にある香水もあるので興味のある方は一度比較してみてください。2014年11月5日(水)~11月11日(火)の間、東京有楽町の阪急メンズ東京1階プロモーションスペースでサンプルが先着300本配布されるそうです。

http://news.hankyu-dept.jp/mens-tokyo/event/?c=zoom&pk=777

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このページは、nagasawaが2014年11月 5日 16:22に書いたブログ記事です。

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