キーボードでキーをタイプし、マウスに持ち替えてポインタを操作し、またキーボードに戻ってタイプし、といった作業を人は1日に何回するのだろうか。
ということで、キーボードとマウスを一体化させればいいのではないか、と考えた人がいたようで、その方が作られたのが「KeyMouse」です。こんな感じです。
なんかマイクロソフトのエルゴノミクスキーボードみたいですが、大きさは思ったより大きくなかったです。
右側がマウスの役割を果たしまして、底にレーザーとセンサーがついているので右のやつを動かせばカーソルを動かすことができるようです。
キーはたくさんあるような気がするのですが、実際はそんなにないので左側にある黄色と水色のファンクションキーを使ってそのあたりをカバーするようです。
メインキー以外にプログラマブルキーも用意されていて、ユーザがそれぞれのキーの独自の機能を割り当てることもできるようです。
で、普通の形と違うキーボードは作るのとってもたいへんだよねえ、と思ったらやっぱり試作品の完成までに数年かかっているようです。ハードウェアだけじゃなくドライバも作らなきゃいけないからほんとたいへんですよ。普通の形のキーボードだったら、台湾のマニュファクチャに行けばものすごい数の種類があるのにね。
そんなわけでお高いのかなあ、と思ったらやっぱり$250ぐらいするようです。でも多分この値段は相当がんばっているものと思われますし、エルゴノミクスキーボードの一種だと思えば、普段から腱鞘炎で悩んでいる人はもしかするとこの「KeyMouse」が解決してくれるかもしれませんので、興味のある方は検討してみてください。
KeyMouse™ - The Keyboard and Mouse Re-invented! by KeyMouse -- Kickstarter