マンガ大賞実行委員会です。今年もこの瞬間がやって来ました。
マンガ大賞2015がノミネート作品14作品の中から選ばれました。
ということでマンガ大賞2015の大賞は東村アキコ先生の「かくかくしかじか」となりました。パチパチパチ。
東村アキコ先生の学生時代を面白おかしく、しかし時にぐっとくる感じがたまらんストーリー仕立てで文句なしかと思います。初めて読んだ時はまさか東村アキコ作品に感動するとは思いませんでしたよ。
とはいえ、正直他の作品は大賞をとれるかといえばちょっと物足りないかな、という感じです。個人的には6位の「ボールルームへようこそ」は非常に好きです。
ちなみに3位の「聲の形」は私はとても苦手なタイプの漫画です。まあ年齢的なものもあるのかもしれませんし、作者さんも10代の若者を対象にしているんだと思いますが。
7位の「イノサン」も苦手ですねえ。ヤングジャンプで毎週読んでいますが、全然話が進まないんだもん。もちろんその画力の高さは評価しています。週刊誌でこのクオリティを持続しているのは奇跡だと思います。
9位の「王様達のヴァイキング」と10位の「累」も私は単行本で買っているぐらいなので面白くないわけはないのですが、やっぱりちょっとパワー不足かなあ、と。
最後になりますが、2位の「子供はわかってあげない」がなんで2位なのか私にはさっぱりわかりませんでした。そんなにいいかなあ。
あ、最後に。東村アキコの弟で「となりの関くん」でおなじみの森繁拓真さんのグルメ漫画「いいなりゴハン」はアキコ姉さんのお人柄が存分に堪能できますので、こちらもオススメです。